2019.04.20
すっかり春めいてきましたね。
さて、
自宅練習についてお話しします。
レッスンを始めて1~2年くらいの場合、
新しく習うことがいろいろあるので、練習はサボらないほうがいいですよ。
スタートしたころは、みんなやる気がいっぱい!
その意欲的な時期に、弾ける楽しさ、知る楽しさを味わってほしいので。
また、
あんまり練習してないんだけど、というあなたも、
基礎的なことが身につくまでは、何と言っても練習が大事。
習ったことを忘れない程度には練習してくださいね。
でないと、「できない→イヤ」になっちゃうので。
さて、
レッスンして2~3年、またはソナチネあたりまで進んだなら、
どんどん先に進もうというより、じっくり取り組む方向がいいですよ。
弾けた楽しさはもうとっくに知っている時期なので、
今度はより深く“演奏”に近づいていく、という感じかな?
“弾く”と“演奏”は違うんですね。
ついでに言うと、
“むずかしい曲を弾く”というのと、“実力があってうまい”もちょっと違う。
その辺は
説明が長くなるので省略しますが(知りたい場合はレッスンでお尋ねください)
とにかく
レッスン始めたころは、さぼらずに練習したほうがいい。
それが落ち着いたら、
先を急ぐのでなく、自分のペースでじっくり取り組む。
そして、
練習と思うのでなく、弾きたいから弾くという感覚で。
どこからとはっきり言えないけれど、ある程度の力がついたら、そこからは
体得した知識を使いこなし、実力を増やしていくのです。
中高生の先輩たちのように、あなたが望めば
ベートーヴェンやショパンを弾くようになっていくんですよ。
また、いい音楽はクラシックだけじゃない。他にもいい楽曲はたくさんあります。
クラシックに限らず、ジブリでも映画音楽でもボカロでも、
あなたが弾きたい曲を弾けるようになってほしい。
まずは習ったことを復習してね。
そしてレパートリーを広げて、表現する楽しさを知って。
そしたら、
ピアノを弾く本当の手ごたえを感じることができますよ。
みんなが育つのを、先生はとても楽しみしています♬
毎年同じことを言うようで気が引けるけれど、
発表会の会場予約抽選がすごいストレス…
抽選に外れることが続いた後、とうとう予約が取れて本当によかったです!
少しずつ曲を決めていく、というより、試してみて様子を見るという感じかな?
数か月弾くことで、その子にどれくらいの学びが得られるか?
得意や長所を生かせるか?演奏の喜びを感じられるか?
先生は色んなことを求めているのです。
コンクールも同じ。
課題曲をどこまで仕上げていけるか?納得のいく演奏ができるかどうか?
突き詰めていくと、自分と向き合うことになるのですが、そこまで感じ取れるかな?
みんながいい姿勢で本番に向かえますように。
それは生徒たちにとって、とても貴重な経験になりますよ♪