2019.02.23
心の仕組みに“カタルシス”というものがあり、
これは簡単に言うと“浄化”
気持ちがすっきりすることなんですが、
一番わかりやすいのは“泣く”ことらしいですね。
泣くと気持ちがすっきりする。
人は“人は何かを出す”ことでストレス解消されます。
声を出す(おしゃべりや歌など)、力を出す(スポーツなど)、
表現することで気持ちを出す・・・
そういった中で、芸術的な要素で浄化するのがカタルシス。
“表現する”のは、絵や文章を書いたり、演奏したり、
音楽療法というのがあるくらいですしね。
あなたの精神年齢に合った作品を弾くことで気持ちが曲に乗り、
手ごたえはもちろんのこと、なぜか心も整っていくのですね。
これが意外なほど効果があるらしく、
脳を活性化し疲労を取り、気持ちも落ち着き、自分の軸に戻ることができる。
これは、ある程度弾けるようになってないとむずかしいかもしれないけど、
弾くことで気持ちがすがすがしくなったりするんですよね。
気をつけたいのは、
ストレス解消というのは力任せに何かをぶつけること、という弾き方ではなく、
気持ちを出す、という弾きをすること。
気持ちを出す弾き方=表現する、ですね。
これを忘れずに、気持ちを音に変換していきましょう♬
おとなの生徒さんから「ピアノの森っていうアニメが面白いのでぜひ見てください!」ということで、途中からですが録画しました。
ここで流れている演奏、うまいですねー!あ、若手のピアノにストの録音を使ってるのね。なるほど、なるほど。
そして前回だったか、コンクール本番中に何かにとらわれたような状態で演奏する、というシーンがありました。
これがすごくいい演奏になったけどテンポなどヒヤヒヤする・・・といった内容でしたが、
これ、マンガだからじゃなくて、本当にそういうことってあるんですよ。
憑依されたみたいな感じというか・・・確かにすごくいい演奏になっているけど、
このまま続けて大丈夫?自分のコントロールじゃないからすごく心配…!
こんな感じで、全く劇中の彼と同じ状態。
私の場合も本番の真っ最中で中断できないときだったのですが、
緊張と真剣が相まって、トランス状態とかゾーンに入るとか言うかもしれないですね。
私はこれを、がんばったご褒美に神様が下さったのねと思いましたが、
何かを気づかされた感覚がありました。何か、ははっきり説明できませんが…♪