2019.02.22
小学校の高学年あたりから
モーツァルトやショパンを弾く子が
増えてきます。
あら?この子たち、
いつの間にか実力がついてたのねぇと、しみじみ。
こどもらしい曲とは違って、いわゆる名曲を弾くなら、
音の出し方ひとつとっても、不用意では困ることが色々出てきます。
でも、教えていて思いました。
タッチや手首の使い方など、細かく言わなくてもそれなりのことをやれているなぁと。
今まで様々な曲を通して、いろんな弾き方を教えてきた。
それがこうして、この作品にアプローチできるようになっている。
教えたことはまちがってなかったなぁ。いい弾き方をするようになったなぁ。。。
本当にいつの間にかうまくなっている、と、じんわり嬉しくなりました。
基礎力って大事。
楽譜の読み方も、タッチも、手指の使い方も、音色も、
教わったことはちゃんとあなたの中に生きている。
初めてのレッスン、初めての発表会、初めてのコンクール、
教える苦労は、なかなか大きくて本当に大変。。。
でも、
いつの間にか生徒たちはこんな風に報われたピアノを弾いてくれる。
生徒たちは私の宝物。やりがいと嬉しさを運んでくれる・・・
今日もまたがんばりましょうね♬
おとなの方たちから時々訊かれます。「毎日同じこと教えていて飽きませんか?」
ふふふ。これ、かなりの方に言われますねー。
でもね。不思議なほど飽きません。というか、飽きたことがない。
だいたい教える内容って生徒によって毎回違うし、曲によっても違う。
さらに生徒の性格も違うから、まったく同じような教え方はしないし。
教える内容が変わるわけじゃないけれど、
その伝え方は生徒によっても曲によっても違うし、工夫の仕方もいろいろある。
私は自分の方針や考え方で、指導本や教え方を工夫するので結構楽しい。
というか、この子の苦手は何だろう?と思うことで指導内容を工夫し、
それが当たると嬉しい手ごたえが来る。
人は誰でも、双方で空気の交換をしています。
だから生徒からのオーラがよかったり、充実感があったりすると、
それは私のエネルギーになっちゃうわけで。時には疲労感さえ取れるんですよ。
もちろん私から生徒への空気感も移るから、なるべく明るい気持ちで接しています。
お互いストレスレスで、気持ちよくレッスンしたいですよね♪