2019.01.19
昨日からすごい強風でびっくり。
インフルエンザもちらほらいるようだし、
みなさんお気をつけくださいね。
さて、
コンクール課題曲が出て、
練習を始めていく時期ですね。
何曲か試してみて、そこから選んでいくのですが
気をつけたいことがいくつか・・・
どうやって曲を選ぶかというのがまず最初のポイントですが、
生徒が、好き・弾きたいという曲、それを選んであげたいのはやまやまだけど、
必ずしもそれが正解とは限らない。
これ、発表会でも同じですが、
ステージで演奏するときに、どんな仕上がりになるかを考えて選びます。
つまり、
この曲をこの子がいい状態で演奏できるか?
たとえば、
速い曲ならある程度のテンポでうまく弾けるか。
この子の音色でこの作品に合ったしあげになるか。
この曲を弾くテクニックと表現力がそなわっているか、などなど。
速めの曲をそれなりのテンポで弾けないならそれはうまくないわけだし、
その曲に合った表現や音色で弾けないと評価は下がるし。
そういったことを踏まえて選んでいきます。
なので、
必ずしも生徒の思い通りの曲という訳にはいかないことも。
特にコンクールは結果もほしいでしょうから、
ここは先生の判断をよく聞いたほうがいいですよ。
そしておうちの方が、この曲にしたほうがいい、こっちの方がよさそうなど、
お子さんに言わないほうがいいかも。
特に小さいうちは、親の言うことを無意識に聞きます。
だから余計に気をつけないとね。
曲との相性はあります。
生徒の個性、それをよく知っているのは先生なので、
先生の話をよく聞いて、いい練習をしてくださいね♬
それにしても、レッスンして行くうちに、
本当にいつの間にか実力というのは着いていくもので…
何かを教える→すぐにはできるようにならない→でもいつの間にかできるようになる
→そしてまた別な曲を教える→また新しいことを教える→できるようになる。。。
こういった道筋を繰り返していくことで、生徒には何かが残る。
その何かが少しずつ増えていく。その蓄積がいつの間にか実力になっている。
本当にしみじみそれを実感しますね。
そしていつの間にかベートーヴェンが弾けて、ショパンが弾ける。。。
ありきたりだけど、継続は力なりって本当です♪