2012.06.08
「指の番号通りでないとダメなんですか?」
みんな一度はこう思ったことがあるのでは?
その気持ち、よくわかりますよ(^^)
さて、指づかいについて___
“音をまちがえたらダメ” というのは
誰でも思うことなのに、
“指づかいが違う” ことは気がつきにくいですよね。
まず初心者のケースなら、
・指づかい(数字)とおんぷ(ドレミ・・・)は分けて理解すること。
・どの指も動くようにすること___が必要です。
レベルが進んでくると、
・指づかいが違っていると弾けなくなる箇所が出てくる。
・違う指づかいではミスしやすくなる。
・指づかいによっては、スラーやスタッカートができなくなる___ということがあります。
また、脳のためには、
どの指も別々に動かすことで脳に刺激が与えられる、ということもあります。
わたしは、
『ここは必ずこの指で弾くこと! でもここは違う指づかいでもだいじょうぶ』
と指導しています。
守るべき指づかいは絶対あります!
その通りに自分の指を練習させることは、
ピアノを越えた能力育成的(脳)な面からも大事なこと。
でも、
そこまでしなくても弾けるよ、という場合もあるし、
弾き手に合った指づかいを工夫することも大切。
たまに、衝撃的な指づかいで弾いてる人を見ると、
基礎的な勉強を積めばもっと伸びるのに・・・と思うことがあります。
やはり、合理的で失敗しにくい指づかいは身につけていくべきですね♪