2018.11.05
中高生になると、
ベートーヴェンやショパン、ドビュッシーなど、
名曲を弾くようになりますね。
これまで身に着けた基礎力を存分に使うとき。
あなたの希望をかなえられるようにレッスンしていきます。
発表会の中高生の選曲は、ほぼ本人の選んだもの。
実はこれ、
私からこれを弾きなさいというには、難しくて言いだせないものが多く…
みんな忙しいですよね。
部活もあれば塾もある。ピアノばかり弾いていられないだろうから、
どのくらいのレベルを勧めたらいいものか・・・?
あんまり難しいとかわいそうだし・・・と思っちゃうんですよね。
だから、
みんなの好きな曲、弾きたい曲を選んでねと。
たしかに、
あら、それは今の段階じゃ無理かもよ?という場合は、
その旨伝えて代替案を出しますが、
来年には弾けるようにがんばってみようかと話します。
そして、
この曲はどれくらいむずかしいか、どんな練習が必要か、注意点は何かなど話し、
そのうえでトライするかどうかを決めていきます。
だから、
音大生が弾くような作品が登場することもありますが、
そのレベルを承知したうえで本人が曲を決めています。
大変じゃないかなぁと思いつつも、どの生徒さんもみんな、よくこなしていますよね!
本当に感心・・・!
そしてこの辺りになると、
譜読みも大変だけど、テクニックや表現、解釈も多岐にわたり、
私としては高いレベルを教えることができて、手ごたえと楽しさがあってそれはもう、なかなか楽しいもの。
生徒たちは、
こちらのレッスン内容が高くなってもちゃんとついて来れていて、
そういえばいつの間にこんな内容まで理解できるようになったのかと嬉しい驚きも。。。
どの生徒も小さい時から教えていることが多いから、
その成長ぶりは本当に感心で、またここまで伸びてきたことの喜びは、
まさに先生冥利に尽きるもの。
どの生徒もみんな、こういうレベルまで来てほしいですね。
ピアノを弾く手ごたえと楽しさ、ピアノと自分が会話する瞬間、
心が自分の奏でる音色に乗る感覚、目に見えない空気感を作り出し、
聴く人に語りかけ伝えられる何かを醸し出せる喜び・・・
ピアノの醍醐味そのものです。
いい演奏目指して、小さいあなたもがんばってね♬
フィギュアスケートの季節ですね。
これを見るたび、ピアノと似ているなぁといつも思います。
高い技術と表現力って、ほら、まさにピアノと同じでしょう?
放映されているのは勝敗の付く大会で、ピアノで言うコンクール。
技術的なゆるみは得点にならないし、表現力もなければダメだし。
ピアノのコンクールとおんなじです。
でもね。
多少回転不足があったとしても、全体に美しく魅了の演技があったら、
大会としてはダメだけど、スケーティングとしては十分成功ですよね。
浅田真央選手がまさにそうだったなぁといつも思います。
ミスがあっても滑りが美しくて、また見たくなる。。。
大会やコンクールは点数をつけるし勝敗があるから仕方ないけど、
そこから離れると、本当に観客のほしいものは記録より魅了させてほしいという気持ち、かも。。。