2018.10.25
テキストが3~4冊ほど進んだら、
楽譜上の知識がだいぶ身についたころ。
さて、
この辺りからは、
今まで勉強してきたことを“使う”ときです。
ピアノの楽譜というのは、新しいことが次々出てくるわけじゃなくて、
おおよその音符、リズム、記号などを覚えればかなり理解できるのです。
そこからは、基本的な知識を使って応用していくという感じでしょうか。
そのいろんな組み合わせが複雑になっていく=むずかしくなっていくわけです。
そしてそのころには感性も豊かになっているので、
あなたの好きな曲を中心に、レパートリーを広げていく時期。
時々言いますが、先生は
“練習”というより“弾きたいから弾く”をめざしているのです。
最初のころは覚えることがいろいろあるから、練習はがんばって!
でも、
基本が身についてきたら、練習と思うのでなく、ピアノを楽しんで!
ピアノがあなたの支えになってくる時があります。
これは本当です。
学校のこと、友だちのこと、お母さんに叱られたとき、
しょんぼりすることってありますよね。
なんとなく不安な時、元気がない時、迷った時にピアノを弾く。
うまくなくてもいいからピアノを弾く。
しばらくピアノを鳴らしていると、なんとなーく、気持ちが静かになってきます。
なんとなーく、心が落ち着いてきます。
ピアノがあなたを支えてくれる時です。
気持ちと音楽は共鳴します。
しょんぼりした時にちょっと悲しい曲を弾くと、なんとなく慰めになるのです。
ピアノを勉強し、ピアノを楽しめるように成長してね♬