2018.10.14
レッスンスタートしたころは
どの生徒もやる気がいっぱい!
そして数か月経って慣れたころ、
当初よりは練習意欲が下がることが多い、かも。
要するに新鮮じゃなくなりピアノが慢性化するのですね。
ここからがレッスンの本番と言えるかも。
何でもそうですが、人生って慢性化するものなので、
慣れたなかで、
ピアノとどう付き合っていくかがポイントになるわけです。
この時の親御さんの対応でお子さんは変わってきます。
ちゃんとやらなくちゃダメ!と叱りたくなるでしょうが、
人は誰もが馴化する、それを承知し、叱らないこと。
いつもいつも同じ様にがんばれというのは、それは酷なことですよ。
そういうことも了承したうえで先生はレッスンしていきます。
練習がイヤになることなんか、当たり前!
先生だってそうでしたからよーくわかります。
せっかく始めたピアノ、練習練習!と責め立てられると子どもも疲弊させないように。
子どものやる気は、親御さんの関心が自分に向いているかどうかが決め手。
なので、
今日はどんなこと習ってきたの?お母さんにも教えて。
今は何の曲弾いてるの?
昨日弾いてた曲、難しそうだね。大変でしょ?
このまえ弾いてた曲、いい曲だからまた聴かせてくれる?
こんな感じで関心を寄せ、あとは褒めること。
レッスンの曲もすこーしずつむずかしくなってくる時だし、
ちょっと大変だなぁと思うこともあるはずなので、
そういうとき、お母さんに励まされ味方になってもらうと、
子どもは明るい気持ちでまたがんばれるようになっていくのです。
そしてレッスンの中身ですが、
初めてのリズムや弾き方が出てきて、すぐにはマスター出来ないことも出てきます。
これは、ある意味当然!
進むにつれて簡単になっていくはずはない、難しくなっていくものですから、
少しずつその乗り越え方も覚えていきます。
どうやって?
それはもちろん、先生と一緒に練習することで乗り越えられると知っていくのです。
うちの教室では、
最初の1~2年ですごく早く進む生徒がとっても多いんですね。
これは、有形無形で指導の工夫があるのはもちろんですが、
表現する楽しさを知ることで、ピアノの良さを感じているのではと思います。
それぞれのペースで着々と前進していく生徒たち、
本当にやりがいと楽しみがあって、レッスン疲れは吹き飛びますよ。
私のレッスンでは、“復習”が何よりのポイント!
習ったことを次回までに慣れてきてね!♬