2018.09.05
本番が近いというのはどの段階かというのは
人それぞれでしょうが、
今なら仕切り直しも可能なので、
いつもよりがんばってほしい時期になりました。
毎年で恐縮ですが、
先生はみんなに、『無事に演奏させてあげたい!』
これだけが願い。
ステージで、
つっかえてばかりだったり、暗譜を忘れてしまったり、
そういうことだけはさせたくない一心でレッスンしていますよ。
順調に仕上がっている生徒もいれば、はらはらな生徒もいる。
よく弾けているねと言う場合は、決して油断しないように!
ハラハラな場合は、しっかり練習して仕上げていくように!
なんで毎年こんなにプレっシャーというかストレスというか、
心配が膨らんでいくんだろうと思うけど、
みんなにイヤな思いをさせたくないという親心を知っているのか・・・?
どの子にもいい演奏をさせてあげたいし、大きな失敗をさせたくないし・・・
これ、親御さんも同じですよね。
発表会に向けて、いつもよりしっかり練習してほしいと思っているでしょうが、
当の本人は「わかってるよー」とのんきな感じで。
おとなの方が心配は尽きないというのもいつものこと。
子どもはそれほど気にしてないというのも本当のこと。
先生は、有形無形で生徒たちに働きかけていきます。
フリーレッスンはその最たるもの。
いつも以上に教室に来れるように予定を組んで本番に備える。
その中で、それぞれが何を感じ、何を気づいていくか。
先生の親心を生徒は知らないでしょうが、
ピアノはひとりで弾くものです。
ステージに上がったら、助けには行けない。
先生はいつも“念”を送ってみんなのピアノを聴く。
どうか大過なく演奏を終えてほしい・・・本当に祈っているんですよ。
だからこそ、今のうちにしっかり練習して、真剣な姿勢で向かってね!
なんでこんなに心配なんだろうと毎年思うけれど、これも先生病とでもいうやつ?
本番だけは助けてあげられないからこそ、一人で乗り切る姿勢を持たないと・・・
色々忙しさは増すばかり。
会場打ち合わせ、各関係者との連絡や問い合わせ、あれこれあれこれ・・・
そこに障碍者フェスタ(9月30日が本番です)の指導も重なり、
毎年のことではあるけれど、あーあ、レッスンだけやっていたい。。。
私は教えることは苦じゃないんですが、それ以外の事務処理や雑事は苦行でね。
人生は修行だと思いながら、リハビリに通いつつ(これも必要に迫られてのことですが、本当に苦行)日々をこなしております。