2018.07.12
いい演奏ってどんな演奏?
色んな答えが出てきますが、
私の考えるいい演奏は、
レッスンの中でも、このHPでも、
常にお伝えしている通りですが、
その中でも、
眼には見えなくて、でも絶対欠かせないのが“こころ”を使うこと。
楽譜に書かれている通りに、きちんと弾けたからOKというだけでなく、
曲や音色を通じて、なにかが伝わる演奏ができるように。
それが、私のレッスンの目指すところです。
テクニックも大事、楽曲に対する知識も大事、いい音色で弾くことも大事。
そして、音に込められた心が、とっても大事。
これはね、
目には見えないけれど、
レッスンで働きかけていくと、どんな小さな生徒でもちゃんとわかるようになるんですよ。
心のある演奏と、そうでない演奏の違いに気づき、
そして自分も、心を込めて弾こうとしていく。
そうやってみんな成長していきます。
でも、
たまにそれがなかなか伝わっていかない場合もあります。
いいのと、そうでないのと、弾き比べて聴かせると、
どっちがいいか?がわからない場合なら、こっちがいい音でいい表現なんだよと
教えていきます。
そして、その違いが分かってきたら、
今度は自分が、いい演奏になるような弾き方をしようとすればいいのだけど、
それがなかなかできないようで・・・
レッスンしてきて、何がどう違うのかなと思っていましたが、
小さいころから良しあしの感覚ができているとこれは割とすんなりいきますね。
でも、
ある程度大きくなってからだと、自分の心を使って弾くということが、
なかなかできないケースがたまにあるのです。
それでも働きかけは続けます。
気づかせるように、感じさせるように、弾けるように。。。
指も心も、
それを動かすのはあなたしかできないことでしょう?
意識をこっちに向けることも、できるのは本人だけ。
みんなが心を使える人になりますように♬
夏本番で、毎日暑いです。。。が、どの生徒さんたちもみんな元気ですねー!
こうして考えると、
夏は日も長くなり明るい気持ちになるけど、体調管理は冬よりむずかしいかも・・・
とくに自律神経には、内外の気温差が大きな影響を与えちゃうんですよね。
でも、楽しい夏休みが待っている!色んな予定があってワクワクでしょうから、
多少ピアノの練習が手薄になっても仕方ないかなぁと思うけど、
発表会の曲がまだ暗譜できてない人はとにかくがんばって!
暗譜だけは手伝ってあげられないから、先生はいつも焦りと心配が・・・
私のレッスンは、暗譜したあとが大事なんですよー。
そして、暗譜した人も油断しないでね!崩さないでね!
適当な弾き方を身に着けちゃうと、修正が本当に大変!
先生の指示をよく聞いて、いい練習をしてね♪