2018.05.15
ある程度の読符力がつくまで、
1分間のおんぷ読みをさせています。
記録を伸ばそうと、集中する姿は何とも微笑ましく、また、
ひとところに集めた意識はそのままピアノに向かいやすくなりますね。
そして、ピアノを弾く。
譜読みの段階なら、順を踏んで練習させますが、
譜読みがだいたい大丈夫になったら、曲を表現していくレッスンです。
これが、ピアノを弾くということそのものと言っても過言ではありません。
そして、表現するには気持ち・心が必要。
指だけじゃダメなんですよ!
このフレーズはどんな気持ちなのか?どう解釈するか?
そういったことを指導していきますが、
まさに、表現する=集中、です!
演奏するときに、弾き手の心失くして表現はありえない。
表現するには、意識をピアノに向けてなければできないから、
表現するピアノを弾いているなら、それはもう集中している証拠です。
ピアノは、指を動かしてミスしなければいいと思ってはいけなくて、
もちろんノーミスの方がいいけれど、
多少のミスがあっても心の伝わる演奏ができていれば、
それはまちがいなく、いい演奏と言えるのです。
集中することと表現すること、これは全く同じこと。
指だけで弾くのではないことを、知ってくださいね♬
本番が近付いて、先生はもうため息ばかり。
みんなもっと自覚して練習してねー!教えたことをやってねー!と心底思う日々。
コンクールで落ちるのってイヤでしょ?だから本気で練習してねと毎回毎回。。。
落ちてもいいなら先生も気にしないけど、
落ちたらかわいそうだと思うから今がんばるように言ってるわけで。
あと10日ほどですが、まだ何とかなるからしっかりね!