2018.04.27
さて、集中するには、
機嫌がわるくてはダメだし、
従う素直さや
落ち着いた心が必要。
機嫌がわるいときって誰にもありますよね。
よくよく考えてみると、
レッスンに来たときに機嫌が悪い生徒さんって、
私の感覚だと年に数回あるかなという感じ。
話しかけてその様子があったら、
今日は当たり障りなく、追求せずにというスタンス。
次週には必ず落ち着いていますしね。
機嫌が悪い時やとても落ち込んでるときに、
何かの成果を求めてもかえってうまくいきませんよね。
それどころか、本人の気持ちを無視したことになりかねないのだから、
柔軟な対応が望まれます。
集中させたいなら、安定した環境も大事。
周囲のおとながいつも安定した言動であることが、
子どもの心身を安定させ、集中できるようになっていくのですね。
だから、
レッスン室に来たら先生はいつも話を聞いてくれる。
言えばわかってくれる。
うまく弾けないときは一緒に練習してくれる、と体感してくれたら、
それはもうレッスンの半分以上は成功したようなもの。
生徒と先生の信頼関係が構築されているということになるので、
集中も成長もそこからスタートです。
生徒の方も、先生に従う素直さを持つことが大事です。
こうするとうまくなるよ、こういうやり方で練習するんだよと、
先生の教えることをそのまま受け取る子は、短期間で伸び率がすごく高いんですね。
生徒が先生のいうことを素直に聞いてがんばろうとするには、
親御さんが、先生の指導を信頼していないとそうはなりません。
この先生のレッスンで大丈夫かしらと疑心暗鬼な場合は、
いくらレッスンに通っても結果にはなりません。
信じて努力する場合と、信じてなくて努力する場合、
後者は成果になりにくいですから、よく先生の方針を聴き、
理解しあってレッスンを進めてくださいね♬
コンクールや発表会の曲を決めるのってなかなか迷います。
好きなだけじゃダメだし、完成度が上がらないようでも困るし、
これを数か月やることで、この子の蓄積になるようなものであってほしいし。
みーちゃん(小4)、曲を与えると、それをよくやってきますね。
譜読みも早い方だし、注意点は直してくるし、余計なことはしてこないし。
余計なことって?
これね、時々あるんですよ。よかれと思ってやったことが返ってマイナスってことが。
たとえばお母さんやお姉ちゃんや友達やネットからの影響。
誰かがこう弾いてたから…というのは本当に要注意!
それが結果的に、いい影響の時の方が少ないので。
習ったことを、自力でしっかり練習するのが大事ですよ♪