2018.04.16
「いつも同じこと教えていて、
イヤになりませんか?」
ふと、おとなの生徒さんが言うので、
“全然ないですよ!”と即答した私。
傍から見ればそう思うかもですが、
少なくとも私に限っては、
全くそういうことはない!です。
指のことや読譜のこと、
確かにいつも同じことを教えているようですが、
生徒さんたちは少しずつ上達しているのですね。
つまり、
私の教えたことが、だんだん形になっていくのは
先生冥利に尽きる!
これ、
先生という職業の人ならわかると思うのですが、
こちらの指導を受け取った生徒が伸びていくというのは、
みなさんが想像する以上に嬉しくて、手ごたえやりがいを感じるものなんですよ。
これが嬉しくて今日までピアノの先生をやっているといっても過言じゃないかも。
だから、どんなふうに指導したらより早く、よりうまくなるか?
それを日々考えてレッスンしているのです。
先日も申しましたが、20年前より、10年前より、
今の自分のほうが、指導力は上がっていると自信を持って言えます。
自分も少しずつ成長するのが楽しくて嬉しいし、
生徒たちもちゃんと伸びていくのが楽しくて嬉しい!
本当にいい仕事をさせてもらっているなぁと感謝しています♬
新学期の生活にも慣れてきたころでしょうか?
生徒さんの表情に気をつけてレッスンしているけれど、
何か話したいことがあったら遠慮なく話してくださいね。
ちょっと悩んでいること、学校や友達のこと、私でよければ話してね。
人間には“ゆるみ”って絶対必要。
マストなことだけを追求すると、子どもは疲弊していきます。
時には寄り道も遠回りも必要なんですよね。
少しおしゃべりした生徒さんは、明るい気持ちでピアノに向かいます。
集中もしやすいんですよね。
受け入れられているという安心感を持って、レッスンに来てくださいね♪