2018.01.15
先週からインフルエンザ欠席の連絡が入るようになりました。
みなさんマスク着用で気をつけましょうね。
さて、あーちゃん(中2)、
CDを聴いて好きになったという曲を練習中ですが、譜読みが進んでいくなか、
あーちゃん、この曲、CD聴くならさらっとBGМ程度にね。
「え?なんでですか?」
あんまり聞いてると、その演奏を知らないうちにコピーしちゃうの。
誰かのコピーじゃなくて、自分の表現、演奏を作ってほしいのね。
「コピー?そうなんですか!」
最初にどんな曲かなと聴くのはいいし、ある程度出来上がったときに聴くのもいい。
でも、そうじゃないときに聴きすぎるとそのピアニストのコピーになっちゃうのよね。
「わかりました!」
あーちゃんの表現であーちゃんの演奏を作っていこうね。
今はネットですぐにいろんな曲が聴けて便利ですよね。
でも、
それをお手本にしないこと。
誰かのコピーじゃなくてあなたの表現のピアノを作っていきたいから。
また、よくみられるのが、
耳から聴くことで、リズムや音を弾きやすくなることってあるけれど、
それをしてると、
正しいリズムの取り方を覚えないままだったり、音符が読めなかったり、
テンポが最初から早すぎてぐらぐらな演奏になってたり、
いろんな弊害があるのです。
それをレッスンで直していくのが、それはもう手間がかかって・・・
本人は弾けているつもりだから直されるのが不満だろうし、
テンポやリズムはクセになりやすく修正しにくいし、
とにかくいろんな弊害があるんですね。
良かれと思ってのことでもマイナスのことがあるので注意!です。
でも、先生にCDを聴いてねと言われたらぜひそうしてくださいね!
ある程度の曲に取り組んでいるとき、
私は3人以上のピアニストを聴くようにということがあります。
これもそれなりに理由があってのことなので、
先生のアドバイスにはご注意くださいね♬