2017.11.28
コンクールを希望する生徒さん、
年々増えていますね。
「やってみたい!」と思うのは
子どもなら当然かも。
新しいことを試したくなりますよね。
さて、コンクールに出るということは審査を受けるということ。
出るなら入賞したいと思うのもこれもまた当然の気持ち。
入賞したいなら、レッスンで習ったことを自宅でやれるようにしないとね。
ピアノは、頭で理解するだけではダメで、
指というか身体で覚えることがポイントです。
脳で理解することはその場ですぐできるけど、指がその通り弾けるには練習が必要。
それには日ごろからの練習の積み重ねが大事です。
もう何年も前ですが、あるお母さんが
「うちの子、コンクールに出れるでしょうか?」
それなら、毎週習っていることをしっかり練習してきてくださいねと伝えたところ、
それを実行してくれたのですね。
かなり順調にレッスンが進み、初出場で入賞となりました。
コンクール会場で出場者の演奏を聴くと、お母様方の意識も変わります。
いい演奏というものを実感できるという感じでしょうか。
入賞したい、いい演奏をさせたいなら、
コンクールの時だけがんばるのではダメで、
普段の練習をさぼりすぎないことが本当に大事です。
繰り返すようですが、私はどの生徒さんにも、
最初のレッスンから、いい弾き方、いい音を目指して教えています。
それがマスターできていないうちにコンクールに出ても、
たぶんいい結果はついてこないと思いますよ。
コンクールは上達のためのツール。
形あるものを目標にして頑張るのはいいことですから、
レッスンで習っていることを練習に生かしてくださいね♬