2017.11.10
うまくなるには
いい指の形で弾くことが大切。
これはどの生徒さんも注意されたことがあるはず。
いい形で弾くと音色がよくなるだけでなく、
早く動くかどうかにも大きく影響します。
もちろん、脳に与える刺激も違ってきます。
先日の発表会でよく言われたのが
「みんなとてもいい音でした!」
いい音かそうでないかは、聞けばわかります。
指の形はね、いつも注意していないと崩れちゃうんですよ。
ピアノを弾く時は、無意識に指を動かすことが多い。
だから、
最初から“いいクセ”を指につけちゃうことが大事。
ピアノを始めた段階で、少しずついい指をめざしていきます。
指導法によっては、
最初は指のことを気にせず楽しくねという考え方もありますが、
どこかの段階でいい指に変えていけるならもちろんOK。
でも、弾けば弾くほど指がその形や弾き方を覚えてしまうので、
それを直すのは簡単ではないのです。
それでも引き継いだ生徒さんたち、半年もすればだいぶ良くなりますから、
あきらめないでいい方向を目指していきましょうね。
指にいいクセをつけてあげて、練習したことが上達に直結すること。
同時に、弾き方についてもいい習慣をつけていきますが、
これはまた次回に♬
小2のたー君、レッスン歴半年ほどで、いい指が定着しています。
もちろん最初は常に注意を促していましたが、いまではかなりいい状態。
当然いい音で弾くので本当に感心してます。
引き継いだあーちゃん(年長)も半年ほどたちましたが、
ずいぶん直っていて、喚起する回数が減ってきましたね。よかった!
お子さんの骨は柔らかい。
これは体質的に特に柔らかいタイプもありますので、
なかなかすぐに直るものではないけれど、いつも注意していくことで
だんだん改善されていきますよ。
もしコンクールに出たいと考えているなら、読譜力と指のことは必須。
指は、来週までに直してねと言う訳にはいかないけれど、
指に対して無造作にならない意識は大切ですよ♪