2017.09.19
10月の発表会のために
来週からフリーレッスンがスタート。
人前で弾くことに慣れ、
本番への緊張感を高めていく時期ですね。
さて、
発表会でもコンクールでも、
ステージで弾くには完成度を高めるのが大事。
ふだんのレッスンとは違った内容も指導していますので、
ここが実力アップの好機でもあります。
あるお母さま、「発表会が終わると、前よりうまくなったと感じるんですよね」
そうなんです。
ステージのためのレッスンをすることで、たしかにレベルが上がっていく。
その都度身についていくことが増え、アベレージが高まっていくという感じかな?
私は、
初めてステージに上がる生徒さんには、進度の邪魔にならない選曲をします。
伸び盛りで、いっぱい教えなきゃならないことがある時期だし、
何より進度を妨げるのは得策じゃない。
ですが、翌年になるとびっくり!
昨年とは段違いな曲を演奏するようになっている。
基礎内容を最優先にしている成果が、見えるようになってくるのですね。
デビューステージから2回目のステージの伸び方はすごく大きくて、
私も感心しちゃうこと、しばしば。
そしていつも言う事ですが、
“何の曲を弾くか”ではなく、“曲をどう弾くか?どんな内容で仕上げるか?”
これがとにかく大事。
発表会では、ひとりずつステージで演奏します。
先生のちからは、もう及ばない。
先生から習えるのは、レッスン室の中でだけ。
本番は、ひとりでつとめあげなきゃね。
その本番がうまくいくには何が必要か?それをレッスンの中で教えていますよ。
いいステージを目指してがんばって!
今ならいくらでも、努力によってもっともっとレベルアップが可能ですよ♬
生徒さんたちを見ていると、
大きくなるほど自分の曲に対する思いが強くなっている様子で、
曲を大事に弾こうとしているその姿勢がいいなぁと、つい顔が微笑んじゃう。
また小さな生徒さんたちは、お辞儀ひとつとってもワクワクしているのが伝わって、
だからこそうまく弾かせてあげたい!と鋭意奮闘中です。
中高生の女子には例年通り、ロングドレスを貸出し中。
サイズが合わなきゃムリですが、どの子もそれはもうかわいくて・・・!
昔のドレスは生地もたっぷりで何と豪華な事か。みんなすごくお似合い!
それにしても。。。毎年のことですが、本当に心配・・・
皆が演奏中、先生も心の中で一緒に弾いて念を送っているんですよ。
そこで速くならないで、そこでもっと盛り上げて、など、それはもう疲れて疲れて・・・
それが来週のフリーレッスンから始まるのか。。。
音が聞こえちゃうと、もうだめ。条件反射?勝手に意識が念を送っちゃう。
だ・か・ら!
先生が過労で倒れないように、みなさん練習がんばってね♪