2017.05.17
最近新しく入会した生徒さんたち、
意外にも初心者は少なくて、経験者が多いですね。
さて、
どの生徒さんもそうですが、
譜読みが苦手でとか、指がつぶれちゃってとか、
色んな状態でやってきます。
その全員に、基本的なところからレッスンしていくのですが、
こーちゃん(小2)のことをご紹介しましょう。
こーちゃんを教えるようになったのは昨秋ごろだったかな?
レッスン歴があったので、
あとは指の形を良くして、読譜力をつけて、音の出し方を変えて…と
指導してきました。
もちろんすぐには直りませんよね。
でも、
半年ほど過ぎたころ、あら?気になるようなことが減ったなぁと思いました。
つまり、
音色が耳に引っかからない←悪い音じゃなくなってる。
レッスン中にすんなり教えられる←こちらが戸惑う弾き方がなくなった。
こんな感じでしょうか。
こーちゃんはいつの間にか、
耳にぶつからない音色で、こちらが教えた曲想で弾くようになっていました。
どの生徒さんも、その保護者の方も、
先生を選ぶ、先生を変えるのは少し不安があることでしょう。
ですが、
どんなふうになりたいかを指導者側に伝え、
先生はそれに沿って必要なレッスンを展開していくことが大事で、
そうした信頼関係の中で練習をがんばっていくといいですよ。
ピアノ経験のあるお母様も多いので、
いろんなご希望があるでしょうし、お子さんに自宅で教えることもあるでしょう。
でも、
試しに先生の指導内容を、その通りやってみるのもポイントです。
今までなんとなく練習してきた、させてきたかもしれませんが、
新しい先生の指導をそのままやってみることで、
何か新しい発見や実力がやってくるかも。
特に私のレッスンでは、眼に見えないことも多く、
実際にレッスンを受けてみないとわからないことも多いと思います。
疑問は率直に尋ね、気持ちよく練習できるようにしていってくださいね。
わたしはどの生徒さんにも、“あなたに必要なこと”を教えていきますよ♬
コンクールが近いと不安や期待が高まっていきますね。
出場するみなさんはがんばって!
小学生のうちは特に、コンクールが有効なことが多いので、
いい本番のために練習に集中できますように。
そういえばうちの生徒さんたち、
大きくなるとコンクールに出る暇がなくなっていきますが、
課題曲の時はそれほど乗らず、もっともっとむずかしい曲を弾かせると
じっくり取り組んでいい演奏を作っていく傾向にあります。
うーん・・・理想的。。。
いつも言うように、コンクールをうまく使って実力を作り、
それを使って大曲を仕上げていくのが本当にいいですよ。
新しい曲をどんどんやったほうがいい時期と、じっくり取り組んだほうがいい時期、
どっちが好きかは人によってあるかもですが、
大曲の中に入り込んでいく楽しさ、手ごたえを感じていこうね♪