2017.02.15
脳科学者の澤口俊之教授は
以前からずっと、
“ピアノを習うことで知能が上がる”と
おっしゃっていましたが、
カワイ楽器とのインタビュー記事で、
・人間性知能(HQ)が向上し、記憶や一般知能も向上する。
・知的能力のみならず社会性や運動力の神経システムを効率的に向上させる。
・ピアノのレッスン後はIQが上がる。
・楽譜初見などの訓練によって永続的にIQを10ポイント以上、上げられる。
また、ピアノ経験を持つ大学生は、
・集中力、忍耐力、物怖じしない力
・達成力、継続力、負けない力、などが養われたと実感していると。
私も、指導している現場で実感しているのは、
・できた!という喜びを知ることで努力できるようになる。
・壁にぶつかった時の乗り越え方が身についていく。
・考えよう、やってみようとする姿勢が養われる。
・感じる力がつくことで様々な気づきを得られ、自分で行動を起こせるようになる。
・“いいもの”を感じることで憧れが育ち、努力する気持ちが自然とうまれる。
・他者を認め、自分自身も成長しようと思えるようになる。
・自信や承認欲求が自然と満ち、情緒の不安定さから遠ざかることができる。
もちろん、ピアノそのものの力があることで、
演奏への探求や音色の追求、表現する喜びと手ごたえを獲得できますね。
今の時期は卒業式を前に、
かなりの生徒さんが合唱の伴奏を練習していますが、
みんなの前で伴奏を任されることは、本人にとって大きな心の栄養になるでしょう。
ピアノをレッスンすることで、ピアノだけじゃないものも培ってほしい。
これはずっと以前からの、私の指導方針です。
さて今日も、みんなを育てるためにレッスン室でお会いしましょうね♬
脱臼して3週間が過ぎ、指を動かしても痛くない状況になってきました!
これは非常に進歩で、ちょっとしたものをおさえたり支えたりできるってことで、
少しのことでも大助かり。
「ほー、じゃあ今日からリハビリ始めようか」
は?先生、早すぎやしませんか?
大江健三郎氏に似た飄々とした老医師はだるそうにそう言うけど、
リハビリの先生は「うーん・・・まぁ医師の指示通りにゆーっくりやってみましょうかね」
というわけで、固定を外し周辺の筋肉をマッサージしてもらう。
「筋肉、全然ないですね・・・」あ、はい、…すみません。
「じゃあ時間をかけてまずはけがの回復、
そして少しずつ内側も外側も鍛えて再発しないようにしましょうね」
わかりました。がんばります!ちゃんと治したいのでよろしくお願いしますね。
・・・・というのが昨日のこと。
そして今朝から、肘が痛い。。。。。やっぱり動かすには早急だったか。。。。。
「痛かったら動かさないでくださいね!」・・・ですよね。。。。