2016.12.28
初めての発表会、
お母様方はみなさんちょっと心配・・・
ちゃんと弾けるかしら。
ちゃんとステージでやれるかしら。。。
そうですよね。無理もないです。
ですが!
先月ご覧いただきましたように、
どのお子さんもステージマナーを身につけて、
りっぱに演奏していたのはご存知の通り。
これと同じように、初めてレッスンに通っているケースですと、
ちゃんとレッスンやれているのかしら?とご心配かもですが、
もちろんちゃんとやれていますよ。
うちの教室では、
基本的にお子さんだけをお預かりして、見学したいときはいつでもどうぞ!と
お伝えしてありますが、
不思議なほど、どなたもいらっしゃいません。
生徒たちに訊くと、来られるのがイヤだというのが多くて、まぁそういうものかと。
でも、みんなきちんとやっていて困っていることもないので大丈夫!
だけど、想像以上というのは上達の速度が一番かも・・・
初心者でも経験者でも、最初に教えることはみんな同じ、基礎的な内容です。
基礎的内容は先生によって違ってくるでしょうが、
私は指などの使い方と読譜、練習の仕方についてを教えます。
初心者はともかく経験者でも?と思うかもですが、
私が教えることを「知らなかった!」というケースはとっても多いですよ。
さて、レッスンで毎週いろんなことを教えていきますが、
上達に必要なのは復習あるのみと言っても過言ではないので、
レッスンで習ったことをよく復習しできるようにすることだけがポイント!
これを実行できている生徒さんたちは、驚くほどテキストが進みます。
1~3か月で両手で弾き、
バイエル上下巻の内容を1年ほどで消化することは良くあること。
もっと早いと1年くらいでブルクミュラーレベルまで進みます。
最短では2年でソナチネを弾くという生徒さんが何人もいます。
どのケースも、非常に順調で初心者と言う事を忘れてしまうほど。
進めばいいってもんではないですが、
次々と「できた!」になると子どもは嬉しいですよね。
お母様方だけではなく私の方も、
想像以上に伸びていく子たちが多くてびっくりではありますが、
私がピアノの先生をしているのは
“上達させていく喜び”“伸ばしていく手ごたえ”が好きだから。
はるか昔、私が学生だった頃は
“上手になりたい!”という一心でピアノを弾いていましたが、
教える立場になった時は
“誰よりもいい先生になりたい!”と思ったものです。
今年ももうすぐ終わりですが、気持ちを新たにいい新年を迎えましょうね♬