2016.12.16
ピアノを弾くときに使うのは指。
その指を動かすのは、あなた。
なんですが、
それを意外に意識してないケースが多いようです。
指を動かして音を出す、ということはちゃんと知っている。
でも、
動かそうとしないと、正確に弾こうとしないと、指は正しく動いてくれないんですよ。
鍵盤の上に指を置く。楽譜を読んで弾こうとする。
そのとき、
なんとなく指を動かしていると、ミスは増えやすいです。
なんとなく、じゃなく、意識的に動かそうとする。これを忘れないでね。
どうも生徒さんたちの指を見ていると、動かそうという意識のないことが多いみたい。
先生があなたの指を見ていると、ミスするかしないか、弾く前にわかりますよ。
そして、意識がこっちを向いているかいないか、それもわかる。
“意識”って見えないからむずかしいけれど、これが目覚めていないとうまくいかない。
もっと簡単に言うと,“働きかけること”と思ってもOK。
「レを弾きたいから、この指を動かさなきゃ」と思って弾くことです。
それが意外にもやれてないのですね。
指に命令して弾いてねとよく先生が言うでしょう?
いちいち命令しなくても、指と脳が直結してきたら思ったように動いてくれますよ。
でも、
そうなるまでは、意識的に指に命令しないとね。
だから、
指を思ったように動かすということは、脳をコントロールをすることと同じ。
指の形も、動かし方も、どの指を動かすかも、レッスンで教えてありますよ。
それを自分で働きかけていくことが、弾く基本でもあります。
意識を自分のものにして、指を自分で動かして。
それはあなたにしかできないこと。
脳と指を動かそうね♬
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