2016.12.08
そろそろ春のコンクール課題曲が
発表になる時期。
初出場希望の生徒さんも結構いるので、
早く課題曲が来ないかなぁというところ。
さて、
うまい生徒さんはやっぱりコンクールに出てますよねと言われることがあります。
そうですね。コンクールに出ることで上達の指針が得やすくなりますね。
うまいから出るというよりも、出るために練習するからうまくなる。
コンクールは、知らない人たちの中で演奏して審査を受け、評価が出る。
だから緊張もするし、一生懸命さも大きくなります。
コンクールに出たいなら
練習はさぼらないように、一生懸命やってねと伝えます。
コンクールは“出る”からうまくなるんじゃなく、
“そのために練習をがんばる”からうまくなるのです。
コンクールのレッスンは、いつものレッスンと大きく違うわけじゃなく、
さらに細かいところまで、さらに突き詰めて、さらに追及してやっていきます。
いつも言うように、入賞する生徒には特別なことを教えているんじゃありませんよ。
私が指導する内容を、どれだけあなたが消化しているか?
それだけがポイントです。
じゃあ、コンクールに出なきゃうまくならないの?という疑問もあるでしょう。
確かに、目標の期日までに完成させ仕上げるというのは、
発表会もコンクールも同じこと。
でも、
年に一度の発表会だけじゃなくコンクールにも出ることで、
真剣度が上がる経験が多いほうが上達のチャンスは広がりますね。
だけど、今年の第3部に出た先輩方を見てください。
全員がコンクール経験があるわけではないでしょう?
コンクール不参加、だけど「いい演奏だった!」という声をたくさん頂いています。
コンクールに出なくても、とってもいい演奏ができるようになる。
これは真実です。
コンクールと言うのは課題曲を弾きますね。
そのため数か月は課題曲を練習する。
ということは、その期間、ほかの曲は十分やれなくなるということでもあります。
これはいつも申し上げていることですが、
まずは普段のレッスンをしっかり進めることが最優先。
その学年に応じての進度というのを基盤にしたいからですが、
課題曲ばかりにとらわれて足元を固めていないというのは、
後々あなたのマイナスになりますよ。
この進度ならコンクールもOKと言われたらトライしてみましょう。
でも、
テキストを進めるほうを優先させたほうがいいと言われたら、
テキストをがんばったほうがいい。
目先のことにとらわれず、お子さんにとって本当に有益な道を選ぶこと。
それが先生の判断でもあります。
上達とコンクールは関係しますが、決定的なことではない。
そして、コンクールに振り回されるのでなく、コンクールをうまく使うこと。
これを忘れずに!
コンクールに出したいけどどんなものだろうかと思ったときは、
レッスンの時にお申し出くださいね。
あなたにとって最善の方法をアドバイスしますよ♬
週末、タイヤ交換に夫が帰省して来たついでに、実家の母と妹とランチ。
さっそく妹が、「お兄さん、昨日何食べたの?」
妹は、私の家族が帰ってくると必ずこれを訊いてくるんですよね。
「夕べはえーっと、鍋だったかな」
「鍋?あぁ、そう・・・じゃ、お昼は?」
「んーと,てんぷらうどんかな」
「天ぷら?当然買ってきたやつだよね?どうだった?おいしかった?」
・・・なんだろう、この会話。天ぷらうどんにまずいってあるわけ?
「うん、普通だったよ!」
・・・すごく違和感ある会話でしょ?おいしかったかと訊かれて、普通だったという答え。
どうしても料理のできばえに波がある私。
たぶん、料理の方に意識がいってないからだと思う。
ムチ打ち治療のはり灸の先生、
「あきちゃんはそれでいいんだよ!人には得意分野ってものがあるんだからさ」
そう?だけど、料理だけは上手な方がいいですよね。
自分の料理だとあんまり太らないんですよね。
そして外食だと、驚くほど食べるともっぱらの噂。だっておいしいんだもの。
だけど今さら誰も、母も妹も夫も娘も、私の料理を責めるものはいない。
たぶんね、あきらめているんだと思うの。
周囲の温かいまなざしを感じながら生きています♪