2014.11.28
先日、偶然涌谷のイオンで昔の生徒さん、Aさんのお母さんにお会いしました。
Aさんは20年以上前に教えていた生徒さんです。とても懐かしくなりました。
今ではすてきなお嬢さんになり、一児の母であり体育の先生です。
お母さんがAさんの連絡先を教えて下さり、とても嬉しいメールを頂きました。
『早苗先生ご無沙汰しておりました☆彡 連絡いただいてうれしいです 。
私も何だか全てがおとろえてしまいました。特に 二十歳まで二年間テニスばかりしていてピアノに触らなかったのがたたっています。
焦ってその時に電子ピアノ買いましたが、できなくなる自分にショックをうけて、だんだんピアノに触れなくなりました。
今は、昔の曲や適当に弾くくらいで、全く大曲に挑戦するところまでいきません。
でも、先生のお陰で基礎が大事だということは理解していたので、ハノンやチェルニーでたま~にトレーニングしてます。
そしてお陰でさまで体育の教員でも合唱指導の時に伴奏ができるので、現場での楽しみや役割が増えて楽しく仕事をしていました。本当にありがとうございます☆彡』
これだけでも充分嬉しいのに、さらにもう1通頂きました。
『本当にチェルニーとかハノンをやってからもう一度曲をひくと、明らかに良くなることを感じます。
先日のメールの時にもやらなきゃと思い立ち、ハノンやチェルニー練習してました。
実は 今涌谷に帰ってきていました
教則本持ってきて久しぶりの本当のピアノで弾きましたが、やっぱり電子では上手にならないはずですね。本物にはかないません。
こんな田舎(笑)で、私は早苗先生に出会えて本当に幸せです』
こちらも嬉しい!の一言です。
というのも、私も幼少の時、田舎だったため充分なソルフェージュ(聴音・視唱)は受けられませんでした。
その経験から、田舎でもこだわりをもち、当時から普段のレッスンの中で聴音・視唱・メイン教材・基礎教材…を取り入れることを大切にしていました。
そのこだわりが時を経て、Aさんの中に根付いていたことを知りとても嬉しく思いました。基礎があれば、大人になっても、どんな曲を弾く時でも、必ず役にたちます。
今習っている皆さんにも、しっかりと基礎を身につけてあげたいと思いました。
佐藤 早苗