2014.09.01
東北青少年音楽コンクールの本選会に、教室より中3のNさんがピアノBコースに出場しました。
それは8月7日・・・そうです・・・前回のトピックスに載せた父との別れの日・・・
会場に向かう前にグランドピアノで指ならしをするため、Nさんが教室を訪れる・・・と同時に母から不幸の知らせの電話のベルが鳴り、完全に私は気が動転してしまいました。
せっかくの晴れの舞台に臨むNさんには本当に申し訳ない気持ちで一杯でした。
でも前日までしっかりレッスン出来て良かった・・・
突然本選会に行けなくなってしまった私は、教室にNさんたちを残し、後ろ髪を引かれる思いで実家へ向かいました。
お昼過ぎに ‘18人中18番目のくじを引いてしまいました’というメールが来て、精神力が持つかしら・・・と またまた心配・・・
実はNさん・・・いつも本番は緊張しすぎて思うように弾けなくなってしまうのです。
予選会の時も腹痛や吐き気で顔面蒼白の状態でしたが、人一倍練習熱心なおかげで指はしっかり動き優秀賞を受賞することができました。
本選会は是非落ち着いた精神状態で演奏をしてほしい・・・と願うばかり・・・
結果は残念ながら入賞は出来ませんでした・・・が・・・意識が飛ばず自分なりの演奏が出来た、と目を輝かせて報告してくれました。
納得のいく演奏が出来たことは、本当に良かったですね。よく頑張りました!
やはり本選会に出場してくる皆さん、それはそれは素晴らしい演奏だったそうです。
Nさんもその中では負けず劣らずの出来栄えだったそうで、聴けなかったのがとても残念に思います。
あがらず演奏するには、やはり数多く経験を積むことが大切ですね。
本選会という大きな舞台に挑戦したNさん
確実にまた一歩前進し 大きく成長しましたよ。
今後、さらに楽しみです。