2018.08.11
第2回 Shigeru Kawai 国際ピアノコンクール ファイナルを 東京文化会館小ホールで見学致しました
審査委員長は
ワタクシがカワイ音楽教室の講師をしていた時
群馬県へ カワイコンサートでお越しくださり
素晴らしい演奏を聴かせて下さった海老彰子さん。
楽屋でお手伝いさせていただきました 遠い昔 ^^;
ファイナルはピアノ伴奏でのピアノコンチェルトです
Shigeru Kawai を2台並べて
モスクワ音楽院の教授 お2人が交代で伴奏して下さいます
トップバッターは カナダのスコット・マシザックさん
ラフマニノフ ピアノ協奏曲 第2番 ハ短調
続いて ロシアの ナイール・マヴリュードフさん
プロコフィエフ ピアノ協奏曲 第3番 ハ長調
素晴らしいです!
今回のファイナルの協奏曲は30曲近くの課題曲が出題されていて
ワタクシは 大好きな矢代秋雄さん(1929年生まれ)のピアノ協奏曲が聴きたい と
願っていたのですが
プログラムを見ると どなたもエントリーされていなくて残念でした。
ファイナルで演奏された作曲家の中では1891年生まれ と
1番 現代に近い生まれのプロコフィエフを
素晴らしいテクニックと 官能的な表現で演奏されたマヴリュードフさんは
とても印象に残りました!
休憩を挟んで
3番 4番手は 日本の方が続きます
青島周平さん
ラフマニノフ ピアノ協奏曲 第3番 ニ短調
伊舟城 歩生(いばらき あゆむ)さん
ラヴェル ピアノ協奏曲 ト長調
伊舟城さんの演奏
冷静で洒落ていて カッコいい と思いました!
休憩を挟み
5番手は ベラルーシ アンドレイ・シチコさん
ラフマニノフ ピアノ協奏曲 第2番 ハ短調
大きな身体にサラサラヘアで登場
はじめの 美しい鐘の音でやられました!
大きな身体で奏でる多彩な音色は
現代のピアノを最大限に表現され
会場が狭く感じられる程 スケールの大きな演奏でした!
最後に登場なさったのは
中国ヤオ・ジャリンさん
チャイコフスキー ピアノ協奏曲第1番 変ロ短長
丁寧で 美しいチャイコフスキーでした!
電車の時間が迫って参りましたので
結果と講評は聞けなかったのですが
ホームページに結果速報が出ていました
第1位 アンドレイ・シチコさん
第2位 ナイール・マヴリュードフさん
第3位 伊舟城 歩生さん
第4位 ヤオ・ジャリンさん
第5位 スコット・マシザックさん
第6位 青島 周平さん
皆さま おめでとうございます‼︎
激戦だったと思います
たくさんのことを学ばせていただいた濃い1日でした!
明日からのレッスンで 素晴らしい演奏の事を生徒さまにお伝えしようと思います!