2026.09.06
ピアノを弾くとき、右手と左手は、それぞれ違う役割を持っています🎹
右手でメロディーを弾きながら、左手で伴奏を弾く。
楽譜を見ながら音を確認し、リズムを感じ、指を動かし、次の音を予測する。
実はピアノを弾くということは、いくつものことを同時に考えながら、両手を動かしているんです。
特に、初めて両手で弾くようになる頃には、
「右手はできるのに、両手になると難しい!」
ということがよくあります。
右手だけならスラスラ弾けるのに、左手が加わった途端に止まってしまったり、右手につられて左手まで同じ動きをしてしまったり……。
これは決して「苦手だから」ではありません。
左右の手で違う動きをしながら、それを一つの音楽としてまとめるという、新しいことに挑戦しているからです。
少しずつ練習していくことで、最初はバラバラだった左右の動きが、だんだんと一緒に動くようになっていきます。
そして、その過程にはさまざまな力が詰まっています✨
🎵 左右の手を協調して動かす力
右手と左手で違う動きをしながら、タイミングを合わせていくことで、手や指をスムーズに動かす力が身についていきます。
🎵 集中して複数のことを処理する力
楽譜を読みながら、音やリズムを確認し、左右の手を動かします。
「右手は今この音、左手はこの音」と、それぞれの情報を意識しながら演奏する必要があります。
🎵 先を見ながら行動する力
ピアノでは、今弾いている音だけを見ていては間に合いません。
次の音や次の小節を少しずつ先読みしながら、指を準備していきます。
「次は何がくるかな?」と考えながら動く経験にもつながります。
🎵 リズムやタイミングを合わせる力
左右の手がそれぞれ違うリズムを弾くこともあります。
片方が長い音を弾いている間に、もう片方が細かい音を弾く……ということも。
それぞれの動きを意識しながら、全体として拍を合わせていくことが必要になります。
🎵 記憶して再現する力
練習を重ねることで、楽譜を見ながら覚えたことを指の動きとして再現できるようになっていきます。
「ここはこう弾く」と覚えたことを、実際の演奏につなげていく力も大切です。
そして、もう一つ大切にしたいのが、
「難しいことにも挑戦してみよう」とする気持ちです。
両手で弾き始めたばかりの頃は、なかなか思うようにいかないこともあります。
何度やっても途中で止まってしまったり、片手ではできるのに両手になるとできなかったり。
そんなときでも、少しずつ練習していくと、
「できなかったところが、できた!」
という瞬間がやってきます😊
その小さな成功体験が、「やってみればできるかもしれない」という自信につながっていきます。
ピアノは、ただ指を動かして音を出すだけの習い事ではありません。
楽譜を読み、音を聴き、考え、左右の手を動かし、タイミングを合わせ、音楽として表現する。
その一つひとつの経験の中で、子どもたちはたくさんのことを学んでいます。
もちろん、最初から全部できる必要はありません。
「右手はできた」「左手もできた」「今日は両手でここまで弾けた!」
そんな小さな一歩を積み重ねていくことが大切です🌱
笠野音楽教室では、一人ひとりのペースや得意なことを大切にしながら、無理なく少しずつできることを増やしていきます。
「できない」を「できた!」に変えていく時間。
その積み重ねが、ピアノの上達だけではなく、子どもたち自身の自信や「挑戦してみよう」という気持ちにもつながっていけば嬉しいなと思っています🎹💕
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