2014.02.22
さて、前回の続き。
小学校高学年くらいの子供なら、ある程度ピアノの取り組み方を自分で決めることができます。 たとえば発表会まであと一か月という時に、まだあまり弾けなくて、「間に合いそうもない」と私が思えば、やはり注意します。 場合によっては曲を変えます。 それを子供は自分でも納得できるでしょう。 何よりもピアノを優先して、練習時間を増やして取り組んできます。 または、やっぱりいつも通りで、曲を変えざるをえなくなっても、受け入れます。 でも小学校の低学年の場合は、やはりお母様の力が大きいです。 学校の宿題 = 遊び= ピアノ であるはずですが、遊びつかれてピアノの練習をする余裕がなかったりと、そんなこともあるでしょう。 もちろん、ピアノ < 体調不良 です。 体調が悪い時にピアノに向かえません。 でもそうでないなら、最小限の声かけをしていただきたいと思います。 書き取りだって毎日こつこつと取り組みますよね。 ピアノだって同じです。 雑な字を書くより、時間がかかってもていねいに正しい字を書くように言いますよね、ピアノだって同じです。 ピアノを始めたばかりのある大人の人が言っていたのですが、「どうしよう、左手なんて動かないよ、だいたい普段の生活だって使ったことないし。 指を一本一本なんて動かさないし。」 確かにそのとおりです。 でも教材に従って、少しずつ取り組んでいくから、できるようになります!! ピアノは少しずつです。 子供も大人も同じ、初めは少しずつ指を動かし、音符を覚え、楽譜を読めるように、自分で練習しないと。。私はそのお手伝いをするだけです。