2024.11.26
今回は、モスクワ音楽院で習ったペダルの使い方のお話です。
田村は大学卒業後に、2年ほどモスクワ音楽院の研究科に在籍していました。そこでセルゲイ・クドリャコフ氏というピアニストの方に師事していました。先生の演奏は、作曲家の意図を大切にされていて、詩的で心の内面から燃え上がるような情熱的な演奏だと思っています。
そんな先生から教わったペダルの使い方があります。それは、キメの音の前で意図的にペダルを一瞬離すという方法です。一瞬ペダルを離すことにより、聴衆の注意を引く効果があると同時に、ホールでは残響の中で音が混じってしまうのを防ぐそうです。
これ、本当に効果的で僕はとても気に入っています。作曲家や作品にもよりますが、古典派以降の作曲家であれば使うことができます。日本にいたときは、いかに滑らかにつなげるか、ということを学びましたが、モスクワでは"区切る"ということを学んだ気がします。
もし興味があったら皆さんも区切るペダルをぜひ使ってみてください👍