2024.08.11
こんにちは、田村です!
少し前にシューベルト作曲リスト編曲の「魔王」を練習していました!
魔王は、中学校の授業で習うおなじみの楽曲ですね!学校で習うものは、シューベルトが作曲した歌曲の魔王ですが、それをリストがピアノ用に編曲したものがあるんです。
みごとに語り手、息子、父親、魔王の四役が描き分けられていて、とても素晴らしい編曲ですよ。
ピアノの魔術師とよばれたリストの編曲なので、難易度はとても高いですが・・・😱
そこで今回のお話なのですが、中学生の時に”魔王のテーマ”を初めて聞いたときは、なんだか明るい雰囲気だし、全然怖くないなぁ。シューベルトはどうして"魔王のテーマ"を長調で書いたんだろう・・・🤔と腑に落ちない感じでした。
でも久しぶりに聴いてみると違いました!
長調で描くからこその恐怖があるのだと。優しく甘く少年を引きづりこもうとする魔王はとても恐ろしいなと感じました。。
余談ですが、シューベルトは短調よりも長調の部分のほうが悲しいと言われたりしますね。素朴で奥深い曲を多く残したシューベルト、今の僕の年齢にはもう亡くなっていました。もっとたくさんの名曲を書いてほしかったです。