2023.12.04
こんにちは!講師bです。今回は指使いに関してです。
楽譜には細かく指使いが書き込まれていることがありますよね。
果たしてそれはしっかりと守らなければいけないのかというと・・・
答えは半分Yesで半分Noです笑
何のために指使いが書いてあるのかというと、弾きやすくするためだったり旋律に表情をつけるためだったりします。
レッスンをしていると指使いが弾くたびに変わってしまう生徒さんもいらっしゃいます。弾くたびに指使いが違ったら正確性に欠けてしまいますし、せっかくの練習が無駄になってしまいます😭だからこの指使いで弾こう!と決めるためにも楽譜の指使いを参考にしなくてはいけません。
適していない指使いで弾くと、レガートでつなげて弾きたい音符がつなげられない事があります。
でも楽譜の指使いを守らなくてもいい時もあります!笑 ややこしくてすみません!笑🙇♂️
皆さんは同じ曲でもいろいろな版の楽譜が出ていることをご存じですか?例えばショパンのノクターンでも、全音版、パデレフスキ版、エキエル版、コルトー版、ウィーン原点版など沢山の版があります。そして楽譜ごとに記載されている指使いが異なることがあります。指使いにもいろいろなパターンがあるということですね。それぞれの楽譜の指使いには楽譜を作った人の意図が反映されています。そしてこれは、楽譜を編集した人にとっての最適な指使いであるとも言えます。
実際、弾く人によって手の大きさや使いやすい指が異なります。選択する指使いも人によって異なっていいはずです。(でもハチャメチャはだめですよ笑)
ですので、楽譜に指示のある指使いはあくまで参考に!と言うことです。
レッスンでは生徒さんと相談しながら、弾きやすい指使いを決める事が大切です!
今回は、指使いに関してのお話でした!今年もあと少しですね。
では、良いピアノライフを🎹