2016.07.12
10日は、自宅に下田先生をお招きして、生徒数名にレッスンをしていただききました。
ワルシャワに12年間も留学されていた先生は、特にショパン作品には造詣が深く、今まで何人もの生徒さんを国際ショパンコンクールに送り出しています。
レッスンでは生徒が弾いているそばで、
「モーツァルトのこの部分では…」
「ショパンのバラードの冒頭の…」
そう言いながらサラッとお手本を示して下さる先生の大きな手からは、繊細な響きが流れます。
小学5年と中学生は、ハーフペダルの使い方、指先と鍵盤の距離、脱力などの説明に最初は戸惑っていましたが、曲が少しずつ変化していく様を感じていたと思います。
ちょっとした音にも妥協せず、根気強く言い続ける先生のレッスンには、お母様方も私もたいへん勉強になりました。
後日、お母様方から、
「ビデオを見ながら人が変わったように練習しています」
との連絡を受け、嬉しくなりました。
余談ですが、帰り際、音楽業界の面白エピソードも聞けましたよ(私だけ)笑。