2015.04.26
22日はコンクール会議の後、高速を走り仙台へ。
泉区の友人宅レッスン室で、桐朋ソリストディプロマの学生を招いてのサロンコンサートを聴きに伺いました。
シューマンのソナタと謝肉祭の素晴らしい演奏に暫し夢の中…
ピアニスト本人からシューマンの解説もあり、時代背景と共に作品紹介を織りまぜるものでした。
彼(演奏者)はこの夏から留学先のパリへ向かうそうです。
こんなに弾けてもまだまだ勉強するのですね…
そして、これだけのピアニストに教授するものって一体何なのか!と素人並みの感想を持ってしまいます。
最後に、
彼が最初に手ほどきを受けたピアノの先生の話は興味深いものでした。
「一番初めに素晴らしい先生に出会えたことが最大の幸運でした」
「先生はレッスンの度に僕から音楽を引き出して下さり、音楽の奥深さを早くから気付かせて下さったのです」
そうですね。
自分にとっては何十人の中の一人の生徒であっても、生徒にとっては初めての先生。
ピアノを好きになるのも嫌いになるのも先生次第なんですね。
ご一緒した先生方も、
「考えさせられたわね―」
そんな感想を述べていらっしゃいました。