2014.10.21
高校生は、いつかは弾いてみたかったという憧れの名曲、リストの「ラ・カンパネラ」の譜読みを始めました。
……が、昨日は2ページ目で時間となりました。
きらびやかな美しい旋律は、弾き手の鍛練の上に完成されます。
左手は10度のアルペジオの連続。
右手は2オクターブの跳躍とオクターブの連打。
彼女がスムーズに弾いたのは冒頭の4小節だけでした(誰しもそうだと思います)
「どうする?やめるなら今だよ」
と、悪魔の囁きをした私。
彼女は「やります!」
と、断言した後、残りの10ページ弱を開きながら突然笑い出しました。
もう笑うしかないのだそうです。
「やっと譜読みが終わった頃、高校卒業だったりして…」
それは困る。。