2017.01.16
昨日は、コンサートのため横浜まで行って来ました。
会場は正面に巨大なパイプオルガンが設置されている、みなとみらい大ホール。
曲目は東京フィルハーモニーと反田さんのショパンピアノ協奏曲第1番です。
ワルシャワを去り、二度と故郷に戻ることのない旅に出るショパンの告別演奏会の席上、ショパン自らの手で演奏された作品です。
全曲にみち溢れる勢いと感性、そして繊細で華やかな旋律。
初恋の人を想うショパンの切ない気持ちが伝わってきます。
全作品の中で、この協奏曲が1番好きと言う反田さんは、本当に素晴らしい演奏を披露してくれました。
満員の聴衆からブラボー!の声と拍手の嵐に、なんとアンコールはリスト「献呈」です!
これも見事でした。
聴き手の心に直球を投げてくる反田さんは、改めて凄いピアニストだと思いました。