2016.08.08
当教室、昨年4月に開講20周年を迎えました。
気がつけば指導歴20年…
いつの間にか、当たり前に「新人」ではなくなっていました。
何人教えたら、
何年教えたら、
「新人」ではないのかというラインはありませんが、
生徒が子供さんの場合は保護者の方は、
生徒が大人の場合はご本人は、
きっとそんな講師の「指導歴」も
教室選びの1つにされているのではないでしょうか。
そんな私も20年前、
「初めての生徒さん」を迎える日がありました。
当時の師匠から紹介頂いた5歳の女の子Rちゃん。
体験レッスンの日が決まってから
あれして〜これして〜
こんな流れで〜
と、ひたすらシュミレーションした事を覚えています。
が…緊張しすぎて
何をしたかは覚えていません 笑
が、無事にRちゃんは私の生徒第1号になってくれました。
Rちゃんのお母さん…
「生徒第1号」だった事をご存知だったのでしょうか…
未だにわかりません。
紹介だったとはいえ、
あの時の私に、
大切なに大切なお子さんを預けてくださった事
「親」となった今、
感謝としか言いようがありません。
それからRちゃんは、大学生になるまで
レッスンに通ってくれました。
講師グレードにも合格して資格を取得しました。
今は、小学校の先生をしています。
お互い歳を取って 笑
大人同士になった事が本当に不思議です。
こんなに長いお付き合いができた事、
こういうのを「ご縁」と言うんだと思います。
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4歳8ヶ月の息子が英語を習いたいと言い出したので
親として、英語を学ばせる目的や
目指す地点等を色々考え、調べて、
ある英会話教室の体験レッスンに息子と共に伺いました。
30歳代半ば、キレイなK先生。
最初は、外国人先生をと思っていたけれど、
K先生は、多くの国で暮らしていた経験があり、
絵を描いたり?と、何となく不思議な経歴を持っていらして、
私が今の息子に与えたいと思う
「英会話教室」への要望に応えてくれそうな気がしたので、
第一希望としてそこを選んでいました。
が…
なんと、K先生!
「4歳児を教えた事なくて…」と
いきなりのカミングアウト〜!!!
いや…
でも…
とても頑張って息子に教えてくれていました。
ただ、わからないんですよね「初めて」だから。
一般的な4歳児のできる事、できない事が
わからないんです。
当たり前です、初めてですから…。
でも親としては不安です。
体験レッスンを終えた息子の感想も
「できひんから面白くないわ、英語」
と、英語にマイナスな印象…。
あちゃ〜。
先生ひたすら謝ってくださるんですけど、
ま、仕方ないです…。
先生も、私(親)も子供も、全て経験。
これを糧に次に進めばいい。
先生ご自身も、私も、
残念な感じで失礼しようとした瞬間、
「面白くない」とうつむいていた息子が
「先生の名前なんやった?覚えとかなな。
次はいつ来るか決めてから帰ろうな」。
先生も私も目が点。
えっ?!
また来るん?
また来たいの?
「うん、また来るよ。英語、頑張るし!」
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誰にでも「初めて」があるから
「2回目」「3回目」があるんです。
1年後、5年後、10年後があるです。
「初めて」をクリアしなきゃ、その先はない。
私の経験から「初めて」って結構強いんです。
きっと先生と息子の「ご縁」だと信じて。
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わきやまピアノ教室
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