わきやまピアノ教室

当教室のレッスンでは、
慣れてきた生徒さんから
「音読み」ではなく
「譜読み」ができるよう指導しています。

「音読み」とは文字通り、音を読んで弾く事。

「譜読み」とは、楽譜を読んで弾く事。

最初の段階ではなかなか難しいかもしれません。
弾く事(間違えずに指を動かすこと)に
精一杯で、取り急ぎ音を読んで進めていく。

とりあえず何とか、少し間違いながらでも
弾けるようになってレッスンに臨むと
先生には
「よく頑張ったね」と褒められ
「じゃあ次は記号に注意してみようか」と
次のステップに進める。
レッスン時間内で少し一緒に練習して
「おうちでも頑張ってみてね」と無事終了。

次回までに記号に注意して、
慣れて来たら少しテンポにも注意できるようになり、
またまた
レッスンにて
「よく弾けたね」と褒められ…

その先は、合格となって次の曲に進むか、
暗譜するのか、
はなまた他の何かがあるのか…
教室や担当の先生また、
生徒さんのご希望で様々だと思いますが、
当教室では
「譜読み」つまり

音、記号等、楽譜に書かれてある事全てを
1回目のレッスンまでにできるようにし、
2回目以降は
楽譜に書かれていない事を読む(学ぶ)レッスンを
目指しています。

と、これだけ聞くと

えっ⁉️めちゃ厳しそう…無理や…

と、驚いてしまうと思いますが
1回目のレッスンで目指しているのは
あくまでも「譜読み」なので、
止まりながらでも
(さすがに間違いながらは困りますが)
どんなにゆっくりでも、
楽譜に書かれてある事をきちんと読みながら
進んでいればokです。

暗譜の「譜」は、
音符の「符」ではなく
楽譜の「譜」です。

ピアノは、
音楽は、
指の運動ではありませんので、
目標は、奏でること。
奏でる為に、指の運動が必要となれば
必要な指の運動を効率的に行うべきだと
当教室では考えています。

当教室でのレッスンを開始して
間もなく1年になる
70歳代の女性生徒さんから、先日

「今までの教室と、先生は何が違うのかが
1年通ってよくわかりました。
楽譜にかかれてあることを指差して
『ここは大きくね』と言われると
『わかってても出来ないのよ！』と思って
落ち込んでしまうけど、
先生が言ってくださる事はほとんどが
楽譜に書いていない事だったり、
先生のご経験からの奏法だったりするので、
いつも勉強になるから、忘れないように
帰ってすぐに頑張りたくなるんですよ」

と、お話くださいました。

本当に嬉しかったです。
私なんかよりも、
長く長くピアノを続けて来られた方に
何をお伝えできるかと、
私も勉強になり、頑張れます。

そう！
講師に頑張らせるレッスンの受講を
ぜひ、
当教室で目指してほしいのです。

そのためにはまずは
「譜読み」です 笑

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