2015.07.16
当教室では、定期レッスンと予約制レッスンの2種類の受講方法があり、
定期レッスンは、
幼児~小・中学生にお勧めの
曜日や時間がきちんと決まって受講するコースで
予約制レッスンは、
マイペースに受講できる中高生や大人の方にお勧めの
月単位でレッスン日が予約できるコースです。
予約の方法はレッスン生それぞれですが、
一番人気はやはり「メール」。
予約日時もバッチリ残せるので、
私自身も便利に活用しています。
そんな便利な「メール」。
面白いメールがたくさんきます(笑)。
原則として、レッスン予約以外のメールトークは行っていません。
例えば、欠席や遅刻はもちろん、
演奏に対する質問や、プライベートトーク等も含めて。
理由は?
と聞かれると本当に単純なんですが、
「心が伝わらないから」です。
そんな事もあり、レッスン予約の為だけのメールは
皆さん結構あっさり。
そのあっさりの中身が面白い!
①
こんにちは。レッスン予約します。
○月○日△時いけますか?
(どこ行くんですか?って意地悪返信しないけど、
友達(先輩?)と遊ぶ約束してんじゃないんだから…
と、心の中で突っ込みます)
~~~~~
②
○月○日△時、レッスン受けにいきます。
よろしくお願いします。
(いやいや…そんな一方的なお願いされても…
一応都合聞いてくださいよ…)
~~~~~
③
今月のレッスンっていつ空いてますか?
(都合聞いてくれてありがとう。でも…
ちょっと幅広すぎない?
せめて曜日とか時間とか、何か限定してみない?)
~~~~~
④
了解です!(了解しました)
(これ、一番多いですね。
意味をわかってて意識的に使っているなら仕方ない部分もありますが、
そうじゃないなら…)
~~~~~
⑤
それでは○日△時にお伺いさせて頂きます。
(これもかなり多い!
気持ち的にはありがとう。
でも、ちょっと頑張りぎ? 笑)
~~~~~
ちなみに、学生さんには指摘し、指導しています。
講師にしっかり失礼な表現メールで恥をかいて、
立派な大人になって社会に出てくれたらいいのです。
難しいのは、もうすでに社会人の方。
あまり指摘するのも失礼かなと思い、
何も言わないようにしていますが、
ちょっと心配な方もいらっしゃいます。
どうしたものか…
「ピアノの先生」という立場の人間が
レッスン生(保護者)にとって、どういうポジションにいるかで
言葉使いも変わってくるのかな。
私も師匠にレッスンをお願いする時はメール予約です。
日本語には、敬語、尊敬語、丁寧語というのがあり、
使う度に難しいな~と思います。
レッスンをお願いする時は「お願いする立場」で言葉を選びます。
でも、師匠とは食事に行ったりもします。
その時は普通の「音楽仲間」だし「女性同士」
なので、失礼にあたらない程度に
言葉を崩して話をしています。
日本語って難しいけど、
使いこなせると、とても素晴らしいと思いますよ。