2011.08.09
約1年前から、あるお付き合いがご縁で、合唱団の伴奏をさせていただいています。
某府立高校のOBの皆さんで結成されている合唱団で、
平均年齢…50歳?60歳?…いえいえ、
みなさんとてもおキレイ&ダンディな素敵なメンバー。
先日、その合唱団の本番がありました。
実は、少し悩んでいました。
と云うのも…
指揮者の方がとてもお忙しい方らしく、私と一緒に練習できたのがたった直前2回!
それも、私が仕上げたかった音楽とは違う音楽性をお持ちだったようで、
本番直前になって、メンバーの方に色々と違う指示を出されたのです。
メンバーの方の少し戸惑ったご様子を見ていて、
とても難しい問題だな~と思いました。
指揮者が偉いとか、伴奏者が偉いとか、歌い手が偉いとか…
そんなんじゃないと思うんです。
その音楽に関わる人が、それぞれの立場から発言していいと思うんです。
でもなんとなく、指揮者や伴奏者が「指導者」っぽくなり、
あ~だ、こ~だと言ってしまう。
もちろん、団体の場合は誰かが主導権を握ってまとめていかなければいけないけれど、
表現の方法は人それぞれだから、みんなが自由に発言できる環境で
音楽を作っていくためには、どうすればいいのかな?と、
考えてみたいと思う出来事でした。
本番は、とても楽しく素晴らしい舞台でした。
このメンバーの皆さんとご一緒できることを、本当に嬉しく思います。