2014.03.09
珍しくプライベート日記です。
本日、2歳3か月になる息子の初舞台でした。
昨年4月から通い始めたカワイ音楽教室のくーちゃんランド。
何をするにも慎重派…というか、
納得できないと動けないタイプで、
レッスン自体に慣れるのにも約半年かかりました。
でも実は、家に帰ったら今日習った事を、
バッチリキッチリできちゃってたんですよ♪
そして不思議と「行かない」と言わないどころか、
「く~ちゃん好き。行く」と、毎週のレッスンを楽しみにしている様子。
まあ、そうじゃなきゃ、私も連れて行ってないかも…(笑)。
そんなこんなで迎えた今日の本番。
といっても、いつものレッスンでやっていることを縮小しただけの事。
特別なことはといえば…衣装かな。
ミツバチ役のクラスだったので、皆で衣装揃えて購入。
普段の洋服選びも大変なので、
もちろん着るわけないとわかっていたけど購入(笑)。
もちろん着なかったけど。
さあ、いつもの音楽が流れて皆で並んではいっ、入場!
と、おばあちゃんがビデオを構えてくれていたけど…
出てこな~い!!!!!
と、おばあちゃんも期待通りの出来事に大爆笑。
正確には、出たんですよ。
舞台袖から2歩だけ。私に抱っこされて。
3歩目に言ったんです。
「嫌っ!」って。
だから、止まりました。
客席から辛うじて見えるくらいの場所。
もちろん皆は、舞台の真ん中で、プログラムはどんどん進行中。
でも、うちの子は、舞台袖から2歩目の場所で、ず~っと抱っこ。
約5分のステージを終え退場。記念写真。
ず~っと抱っこ。
でも言ったんです。
「楽しかったね~」って。
そして帰りにもこう言ったんです。
「また来ようね~」って。
たった2年しか生きてない彼が、
色々なことを考えて出した結論が「嫌」だったんです。
私はそんな彼の「嫌」を認めたかったんです。
きっと、ただの親ばかですね。
「講師」の立場で約20年間、発表会で生徒たちに接してきました。
なんて声をかけたら、落ち着いて本番を迎えてくれるだろうか、
納得いく演奏をしてくれるだろうか、
笑ってくれるだろうか、
出てよかったと思ってくれるだろうか、
いつも色々なことを考えて、発表会を迎えていました。
そして、初めて「親」の立場で迎えた発表会。
もちろん、色々な考え方があるだろうから、
私の今回の想いが全てではないけれど、
「経験」することの大切さを、とても強く思いました。
結果的に、舞台袖から2歩しか出ることができなかった息子だけど、
そんな経験でさえ、誰もができることではないはず。
今日と云う日は、彼にとってもそして私にとっても
とても大切な大切な経験をすることができた1日になりました。
家に帰ってきてからもず~っとご機嫌だった息子に
何度も何度も、「ありがとう」を伝えました。
最後に、こんなわがまま放題な私たち親子に付き合ってくださった担当の先生に
心から感謝したいと思います。
自宅から少し遠い教室ですが、
先生のレッスンを受講したくて通った事、
間違いなかったな~と、今日先生の舞台を見て、改めて感じました。
進級してもお願いしま~す♪