2013.10.27
初めて当教室に来てくれたのは、中学3年生の時だったと思います。
進学する高校は、確かもう決まっていたような…。
ピアノは「弾いたことない」保育士志望でした。
バイエルの最初の方から始めましたが
とりあえず指が動かない自分にイライラしていましたね。
でも、キチンと練習してレッスンに臨んでくれていたので、
とてもいいペースで進む事ができました。
短大へは、高校からの推薦で入学を決めました。
一般入試になるとピアノの実技試験が必要だったため、
その課題曲も頑張って練習していましたね。
結果的に嬉しい「無駄」でした。
とてもレベルの高い短大に進学しましたが、
その中でも、とても良く頑張っていました。
毎週のピアノのレッスンも何とか付いて行くことができたのも、
サボる事なくキチンと練習を続けてきた結果だと思います。
高校生になった頃から、教室の事を色々手伝ってくれるようになりました。
クリスマス会やコンサート等、小さいレッスン生達の面倒をよく見てくれました。
小さい子達は皆、すぐに懐いていましたね。
今日、本当に嬉しい電話が入りました。
短大の先生から推薦して頂いた保育園に
無事に就職が決まりました!と。
試験にはピアノの実技もありました。
ブルクミュラー25の練習曲集から「天使の声」を選曲し、
一生懸命練習してくれました。
最後のレッスンで聴かせてくれた演奏は、
きっと大丈夫!と思える演奏でした。
今まで練習してきたピアノと、
実際に保育士として仕事を始めて必要になるピアノは
また少し違うかもしれません。
でも、やれば出来るんだと云う自分の力を信じて
これからも勉強を続けてほしいと思います。
あっ、来月には幼稚園の実習がまだ残っているらしく、
その現場で弾く課題が山盛りだとか?!(笑)
でも、そういう課題をクリアしていく事が
必ずこれからの保育士としての仕事に役立っていくんだと思います。
保育士としてスタートラインに立てたこと、
本当に嬉しく思います。
おめでとう!