わきやまピアノ教室

「どうやって
感情を込めて
弾くんですか？」

昔々…笑
息子さんがプロサッカーの審判員を目指していて
試験を受ける為の勉強をしている、
という方とお話をしていた中に

「無私の心」
というお言葉がたくさん出たことが
私の心にずっと留まっています。

最初、なんのことか全くわからなかったけれど、
5年、10年…とその言葉は
私から出ることはなく、
15年、20年…と過ぎていく最近やっと、
しっくりくるようになりました。

私が20年もあたためた言葉を
今すぐわかれと
受講生たちに伝えるわけではありませんが、
上記の質問の答えはつまり、
そこにあると思います。

偉大なる作曲家達が
色々な背景、感情の中で作ったその曲に
私たち演奏者が
自分の感情を込めようとするのは、
とんでもない話しで、
私たち演奏者は
単なる代弁者に過ぎず、
楽譜に書かれた音を、
リズムを、記号を読み取り
確実に演奏する中で
考え、想像し、を繰り返し
作曲家の意図(感情)に近づいて
表現すること、
ここに演奏者の感情はいらない
つまり「無私の心」に
繋がっていくんだと思います。

上手く弾けるようになりたいと
冒頭の質問をくれた受講生。
嬉しいですね。
そんな色々を話した上で、
今、貴女に出来ることは、
基本に忠実に音にすること、
フレーズの始まりは？終わりは？
上行音階、下行音階、同じように弾いてない？
そんなことを課題に
レッスン終了となりました。

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ピアノは、音楽は
指の運動ではありません。
「育脳ピアノ」「認知症予防」という
今流行りのキッカケも
もちろん素敵。
でも、当教室はそこに留まりません。
その先にある
音楽を奏でる心、
音楽を歌う楽しみを
一緒に感じましょう。


わきやまピアノ教室
http://www.wkwkmusic.com

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