2013.01.10
今日、友人の息子さんが、
横浜で行われたある大きなコンクールの全国大会本番でした。
以前から色々話を聞いていたので、
頑張ってほしいな~と、遠くから応援だけですが。
友人からは、前日の夜は恒例の「勝つ(カツ)カレー」を家族で食べて、気合いれたと。
今日一日、何だかず~っと気になってました。確か、14時頃弾くって言ってたな~。
そろそろかな~。
終わったかな~。
なんて…。
なかなか連絡も入らないので、ちょっと気になって
インターネットで「結果速報」を検索。
お~!!!!!!!!!!!!!!!
あるじゃないですか!
受賞してるじゃないですか!更に
アジア大会にまで進出を決めているじゃないですか!!!!!
も~、何で連絡してこないのよ~。
あっ、きっと家族で乾杯して盛り上がってるんだな~。
仕方ないか~。
「おめでとうございます」と、私からメール。
すると、すぐに返信が…
見間違えじゃない?
ダメだったんです。
えっ?!?!?!?!?!?!?!?!
再びインターネットを接続し、速報を確認。
ある!ある!ある!
これじゃないの????
ん????
これじゃないの????
と、再び連絡すると、またすぐに返信が。
ホント?
(受験)番号あってる?
今、お風呂。
息子は、疲れて寝てる。
後から確認する。
約15分後。
「ありがとう!息子をたたき起こしました」
と、お礼のメールが…。
あまり良い演奏ができたと思えなかったらしいです。
だから、結果を確認せずに、そのまま新幹線に乗り帰阪したそうです。
すごいな~と思いました。
どんなに自信がなくても、万が一、億が一(そんな日本語ないけれど)、
奇跡が起こって受賞☆何て事になってたらいいな~と、思い、
例え良い演奏が出来なかったとしても、
チラッと期待して結果を見てみたい気持ちになるのが、普通の気持ち。
でも、友人もそしてその息子さんも違った。
「良い演奏が出来なかったから、ダメだった~」と、それが「結果」。
コンクールってそう云うものなんですよね。
「良い演奏ができた」と思っても、受賞できない時もある。
今回のように逆もあり。
何れにしても大切なのは、現実(結果)を受け入れて前に進む事が出来るか否か。
私自身も生徒さんをコンクールにエントリーさせる時は、本当に気を遣う。
皆わかってる。口ではわかってると言う。
「結果が全てじゃない」と。
でも、心が付いていかない事がほとんど。
今回のように、「ダメだった」と思い込める程の
謙虚な気持ちでコンクールに臨める状態を、
どう云う風にして作り上げていくのか、聞いてみよう。