わきやまピアノ教室

久しぶりに
ショパンエチュードの楽譜と
にらめっこしています。
中学生の生徒さんが
チャレンジすることになり、
さて、彼女には、
どんなアプローチでレッスンしていこうかと。

op25-2
右手はひたすら3連符。
流れるように弾がなくてはいけない上に
テンポは速い！
♭4つの譜読みは面倒。
と、まぁ、
いろんなハードルがある中で
まずは指番号を確定させることを
最優先にした。

どんな曲を弾くにも
指番号は大切です。
指番号の段取りの悪さで、
本来簡単に弾けるはずの部分も
とんでもなく無意味な練習になりかねない。

余談になりますが、
左手で「ドファラ」を弾く時、
「531」で弾こうとする子がすごく多いです。
4と3の間がパッ！と開く
柔らかい子供の手だからでしょうか。
でもこれ、必ず躓く指番号なんですよね。
今はそれでできていても、
今後は繋がるためにも、
しつこくしつこく直していきます。

そんなわけでショパンエチュードの指番号。
何度も何度も弾いて、
指番号を確認しました。

私の手と生徒さんの手は
大きさも形も、柔軟性も違う。
でも、
基礎を守り、
曲の流れを守り、
速いテンポにも対応できるよう
いくつかのパターンを提案して、
彼女にとってのいい指番号が
早く見つかるといいなと思います。

指番号は、クセになる前に
きちんと考えて決めた方がいいですね。
なので
「指番号を一緒に考えてください」
と、おっしゃるレッスンは大歓迎です。

私自身、譜読みも指番号を考えることも
どちらかといえば要領悪く、
苦手にしていました。
なので、そんな生徒さんのお気持ちに
共感してお手伝いできると思います。

一緒にステキな音楽奏でたいですね。


わきやまピアノ教室
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