わきやまピアノ教室

薬をもらいに
かかりつけの病院に行きました。
いつも賑わう待合室がヒッソリ…
えっ、今日休みだったっけ？
と思った瞬間、
ハッピーバースデーの音楽が耳に🎶

出産があったようです。

この病院で、私も息子を出産しました。
先生がお一人なので
出産が入ると
外来診療が中止になります。
だから、ヒッソリしていたんですね。

薬は出してもらえるとのことで、
お願いしてから少し待っていました。
ハッピーバースデーの音楽を聴きながら
待っていたら、
胸が熱くなってきて
少し涙がこぼれそうにもなりました。

私は
下半身麻酔⇨全身麻酔での出産で
子供が生まれた時の記憶が薄く、
うっすら向こうの方に
ハッピーバースデーが聴こえていて
「生まれましたよ」と、
助産師さんが目の前に
息子を見せてくれた記憶だけです。

そんなうっすらな記憶でさえ
この曲をこの場所で聴くと
熱いものが込み上げてくる…

昨年春にも同じことを感じて書いています。

音楽ってすごいなと感じました。


その時の場面やタイミングで
人の記憶に残ることが多いと感じます。

ピアノ音楽には歌詞がないので
奏でる人の表現方法や音色で
伝えなくてはいけません。
いや、
伝わらないかもしれません。
もっと言うなら
伝えたいことと
違う風に解釈されてしまうかもしれません。
とんでもないことですが、
それがピアノ音楽なんだと思います。

伝えたいことを音楽で伝えるって
とんでもなく難しいかも…
でも、
それが音楽の力。
ずっとずっと
目指したいことです。


わきやまピアノ教室
http://www.wkwkmusic.com

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