わきやまピアノ教室

今日は、私も生徒になって
発表会に出演してきました。

約半年間かけて、大切に練習してきた
ショパン バラード3番

出来は…イマイチだった気がします。

リハーサルの時に感じてしまった
「このピアノ弾きにくい」という感覚が
緊張感を増してしまいました。
とてもステキな響きの場所でしたが
響きが交差して、
自分の音が迷子になる…そんなピアノでした。
たった7分間のリハーサルで
このピアノをどう弾けばいいか、
わからないまま本番を迎えてしまいました。

頑張りました。
でも、
演奏後、涙が止まらなくなってしまいました。

もっと練習すれば良かった。
もっと出来ることがあったかもしれない。
上手くなりたい。
ピアニストである限り
どんなピアノでも
自分のものにしなくてはいけない。
そんな色々が頭をめぐり、
悔しい涙だったと思います。

先生からは
「頑張りましたね」
そうお声をかけていただきました。
結果はどうであれ、
頑張った時間を認めていただけたことが
とても嬉しく思いました。

毎日の生活に追われていて、
でも、それはとても楽しい毎日で、
ピアノの練習ができない日があっても
まっ、仕方ないか〜
なんて甘い考えが、
今日の演奏に繋がったことは事実なので、
練習は辛いし、しんどいし、
つまらないし、地味な作業だけど、
今日のこの悔しさを忘れずに
もう一度自分の甘さと向き合って
また明日から
次に向かって弾いていこうと思います。

レッスンでの話の流れで
「先生もレッスンに行くの⁈」
と、生徒さんから驚かれる事があります。

教えることは得意だけど
弾くことが苦手な先生。

弾くことは得意だけど
教えることが苦手な先生。

色んなピアノの先生がいるけれど、
私は教えることも、弾くことも
両方ができる先生になりたいなと思うので
先生を続けながら
生徒も続けていきたいのです。

練習は孤独な時間です。
そんな孤独な時間の話を
みんなと共有したレッスンを
していこうと思います。



わきやまピアノ教室
http://www.wkwkmusic.com