わきやまピアノ教室

今日は息子と共に自然体験教室へ。
2歳で入会し、あっという間に5年目。
小学生の間は行ってほしいな〜と思う、
素晴らしい活動をさせてもらっています。

雨の日には、雨の日にしか出来ない活動がある！
ということで、
最初の頃は、
今日はやってるのかな、
風邪ひかないかな、
大丈夫なのかなと、
心配ばかりだったけど、
なぜか雨の日の活動日の方が息子は楽しそう。
カッパ着て、全身ビチョビチョ、
泥だらけになって遊ぶ姿こそ、
本来の子供！の姿のような気がして
最近は心配を通り越し、
雨⁈
やった〜‼︎の気分に。

そんなこんなで、今日も雨の中
活動場所の砂場を掘っていたら
な、な、なんと！
信じられないものが出てきた！
みんなで、目を疑い、声をあげたその正体は

「亀」

実は去年の5月、
近くの池から、森を抜け、
公園に到着していた亀さん。
朝、スタッフさん達が準備に入ったところ
砂場で産卵中だった
その映像も残されていました。

それから台風が来て、
森は立ち入り禁止となり、
活動場所に制限が出てしまいと大変続きで
亀さんのこと、すっかり忘れていたけど、
その時、生まれた卵が砂場に残っていて
無事に赤ちゃん亀になっていて、
たぶん冬眠中だったところ、今日
子供たちに見つかった！
ということなんだと思います。

赤ちゃん亀たち、
恐らく、立ち入り禁止になった険しい森を抜けて
池にたどり着くことは困難だろうと
見つけたみんなで、池に返してやることに。

自然に少し手を加えてしまう事になったけれど
「命」を救うためとお許し頂いて
みんなで池に運んでやりました。

そう、きっと、
活動場所となっているあの公園も
元々は自然のもので、
それを、人間が「公園」にしたもの。
要は、人間が自然界にお邪魔していると
考えなければいけないのかもしれません。

そしてきっと、亀さんたち
この公園にいる人間たちは
自然をわかっているんだとわかってくれていて
つまり
安全な場所だと思ってくれていて、
砂場で産卵したんだとしたら、
その命を守るお手伝いができて
良かったなと思いたいです。

そしてやっぱり降り続く雨の中、
ドッチボールに大縄とび、
普通にカレーライス食べて、
おやつ食べて、
ミーティングに参加して
帰ってきた息子から聞く
「楽しかったなぁ」の一言が
疲れを吹き飛ばしてくれますね。

自然を知ると、
音楽を表現する幅が広がると思います。
ピアノを奏でるのは
もちろん第一に練習！笑
ではありますが、
その練習の成果に色をつけるのは、
やっぱり表現力。
イメージできる世界は
広ければ広いほど、
ステキな音楽になるはずです。

今日の息子と亀さんの出会いも
きっと何かに繋がるんだろうな〜と思うと
とてもワクワクします。



わきやまピアノ教室