2018.06.04
息子の小学校でコンサートがありました。
音楽に力を入れている小学校ということもあってか
1年生から音楽専科の先生の指導を受け、
子供たちはファルセットで歌う事を学んでいます。
練習(この学校では「学習」というそうです)が
始まってからは
息子の学びたての少々奇妙な⁈歌声が
うちの中を響き渡っていました笑。
無事に本番を終え、
学校から配布されたプリントの中に
「コンサートの感想をお聞かせください」という
保護者への宿題がありました。
子供たちへの感想文宿題ではなく
保護者への宿題…
この学校らしい発想だなと思うも、
土曜日も、日曜日も書かないまま
月曜日の朝を迎えてしまいました。
月曜日の朝に急いで宿題…
子供にはなかなか見せられない姿で
キッチンの隅でコッソリ書きました笑。
ピアノ教室を主宰し、
発表会を開催する立場から、
保護者の声を聞きたい気持ちはとてもよくわかります。
何年か前までは、
私もそんな用紙を配布していました。
でもそれって
何を求めてるんだろうと考えたことがあり、
何となく配布しない最近になっています。
とでもよいコンサートでした。
子供が頑張ってる姿は素晴らしいです。
先生に感謝します。
客席のマナーの悪さが目立ちました。
もっと練習してほしかったです。
色んなご意見があります。
究極のものとしては
この発表会を区切りにピアノ辞めます。
と、書いちゃう人もいたり(・・;)
今回大人になって初めて、書く側に立たされ
何を書けばいいんだ???
と、感想文を書かされる子供と
気持ちを共有しました。
思ったことを書けばいい…
自身も保護者の方にそう言っていたけど、
良かった点ばかりではないことも本心で、
その書き方によっては
誤解があるのではないか?
事情があるのではないだろうか?
考え(理念や方針)があるのではないだろうか?
そんな色んなことを考えて始めると
2日間筆が進まず、
ギリギリに追い込まれて
あ〜
もう、気にせず書いちゃえ!!
みたいな結果で提出に至る…という
やっつけ仕事的な感じで終えたことに
これまた何だかモヤモヤが残る…
みたいな、
考えても仕方ないことを巡らせている朝となりました。
いや、
仕方なくはないか…
私が保護者に発表会の感想を求めなくなったのは
個人個人への想いは常に保護者の方に伝え、
そしてそれがきちんと伝わっていると信じ、
発表会を開催しているので、
個別での感想なり意見なりであれば
個別のレッスンノートでやり取りすればいい
という考えに至ったことが一番大きいと思う。
全体のことに関しては、
私自身が10回以上の発表会の開催で
経験した色々なこと、
そして何より当教室「全体」として目指すこと
目標とすることを持って開催しているので、
例えばその中の何か一つでも
キチンと保護者に伝えることができていない中で
意見や批判をもらっても
お互いが心苦しい想いをするだけになりそうで、
そのためにはまず
私が教室「全体」への想いを発信しなくてはいけないのだけど、
そこが上手くできていないのに
保護者からの感想を求めるのは
何だか違う気がしたというのが理由かと思います。
なんだろう…
言葉が浮かばす、
これまた誤解がされる気がするけど、
あまり考え過ぎずにフラリとやり過ごすこと、
今の自分には必要なのかもしれないな〜と思う。
で、
どうやったらやり過ごせるだろう…と、
考えてしまう笑。
わきやまピアノ教室
http://www.wkwkmusic.com