2019.11.17
「先生~間違えた~!」
この前の日曜日にグレードテストを受けた生徒さんが
落ち込んで部屋に入って来ました。
よーく話を聞いてみると~
曲の最後を始めの音と間違えて弾き直してしまったようです。
「あとはバッチリだったんだけどな~」
と言いながらテスト曲を弾いてくれました。
「あっ、また間違えちゃった~」
お母様も
「毎日毎日、テスト会場の雰囲気を出して練習していたのにね~」
と残念そうです。
「テストの時はいつもと違う雰囲気なので
実力を100%出すことは難しいですよね。
でも緊張していても自分の演奏がどうだったか覚えている
それだけでも十分です。」
ほどよい緊張感を持っている方が良い演奏につながると言います。
合格を手にすることも大切だけれど
期日までに努力して曲を仕上げたこと。
目には見えない様々な力が身に付いたことでしょう。
数日後、私の手元に届いたお知らせは
【合格!】