2014.11.01
注文していたカワイ音楽コンクール全国大会のDVDが届いたとひなこちゃんが持ってきてくれました。そして、連弾パートナーのゆりかちゃんはお母さん手作りのチョコレートケーキを♡
本番では、客席で息をするのも忘れるほど緊張して聴いていた私でしたが、当の本人たちは、弾いた瞬間「おー、音がきれい !」と思いながら、それほど緊張もなく集中して弾けたとのこと。
4月の九州本選会から7月の全国大会まで、懸命に頑張った今年の夏を振り返りながら、チョコレートケーキを前に、DVDを観ました。
講評に立たれた江口文子先生のお話も収録してありました。
以下、江口先生の講評です。
「コンクールというよりも、まるでコンサートを聴いているような楽しい一日でした。
いろいろな所で連弾は聴きます。けれども今日聴いた演奏は、どの演奏も時に胸にズーンとくるような良い演奏でした。
連弾は、演奏する瞬間に一番良い状況にもっていく努力、あるいはコンディションを整えるなど、「二人で一つのものを作っていく」というかけがえのない経験ではないかと思います。
今、世の中、本当に孤独なさびしい事件があります。その中で、音楽を通して「ともに分かち合えるもの」というのを改めて感じました。
そして我々もそういう世界にいる、そしてここに座って皆さんの演奏を聴けるということに、お礼を申し上げたいと思います。」
江口先生のお話を聴いて、本当にこうして音楽を楽しめること、ピアノを楽しめること、この日々に改めて感謝したいと思いました。