2015.08.18
今年、初めてピティナコンペB級に挑戦した小学生がいました。
そもそもピティナに出る日がくるとは私も親御さんも思っていなく、課題曲レベルの曲を今まで弾いた事がなかったので、先ずは譜読みができるかが第一関門。
そして予選本番では通過できる点数を出してきましたが、残念ながら予選二回目で終了してしまいました。
「コンクールが終わって、次は何を弾こうか?」
「そういえば、クラスの何人か伴奏の楽譜をもらっています‼︎」
伴奏の楽譜を見せてもらうと彼女にとってかなり難しい曲
「毎日5時間練習しないと無理。」
普通に現実を言ったつもりだが、かなりキツイ言葉。
「挑戦します!」
ページ数も長いし、コンクールの課題曲より難しく、伴奏となると今まで弾いてきたジャンルとは丸っ切り違うので譜読みも大変。
毎日5時間練習といっても譜読み中は脳をフル回転しないといけない。
そして、一週間後…
半分まで弾けてる❗
「明日からお盆休みだけど、最後までやってきてね!」
そしてお盆明けの昨日、最後まで弾けてる❗
本当に2週間の間毎日5時間弾いたとのこと。
きっとそれ以上やっていたかもしれません。
彼女はくたびれた様子ではなく、生き生きとした自信に満ち溢れた笑顔❗
ご両親はピアノ経験がなく、ひとりでピアノに向かって頑張りました。
親御さんも、家族でのお出かけをピアノの練習時間確保を優先に協力してくれました。